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LinuxWorld Conference & Expoレポート前日レポート
会期:1月30日~2月2日(現地時間)
展示会場やキーノートスピーチは31日からで、米国時間の今日30日は、登録とチュートリアルと呼ばれる基本的な内容の講座のみである。このため、開幕したとはいえ会場はまだ工事中で、人もほとんどいない。というのも、来場者のメインは実際にLinuxに関わる人が多いため、チュートリアルは、内容的には明日からのカンファレンスを聞くために必要な初心者向けの基礎知識という位置づけで、参加者はこれからLinuxを始めようという人や、概要を知りたい非技術者などだからである。
会場周辺はあいにくの雨。昨年と違って、今年のニューヨークはちょっと暖かく、市内に残っている雪もほとんどない。 会場の規模は、去年と同じで、特に縮小傾向はいまのところ感じない。明日からは、キーノートスピーチが始まるが、初日はIBM、2日目はIntelという組合せとなっている。
というわけで、米国経済の先行きと無関係にイベントが盛り上がるかどうかが、ちょっとした話題でもある。Linuxのキャラクタにはペンギンが使われているため、ニューヨークが暖かいと元気が出ないという人もおり、明日からの会場などが注目されている。 もっとも、ビジネス的には、Windows2000が伸び悩み、2001年には売上げが落ち込むことを予想したMicrosoftなどに比べると、そう悪い話を聞かないLinux。明日からのレポートにご期待いただきたい。
□LinuxWorld Conference & Expoのホームページ(英文) (2001年1月31日)
[Reported by 塩田紳二] |
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