カノープス、D端子搭載ハイビジョンテレビに接続可能なモジュール

SSH-HDTV
(上はSPECTRA 8800)

2月上旬 発売

標準価格:12,800円

連絡先:テクニカルサポート
     Tel.078-992-6830



エンコーダチップはCONEXANTのCX25870
 カノープス株式会社は、D端子によるHDTV接続を可能にするSPECTRAシリーズ用D端子モジュール「SSH-HDTV」を2月上旬より発売する。価格は12,800円で、対応OSはWindows 98 SE/Me。また、GeForce 256搭載のSPECTRA 7400DDRとセットにした「SSH-HDTV体験パック」も同社ダイレクトショップにて100台限定で2月上旬より発売する。価格は未定。

 PCをD2~D4端子を搭載したHDTVに接続して、ゲームやDVDでの利用を目的とした製品。同社のビデオカード「SPECTRA 8800/F11/8400/7400DDR」に対応する。ビデオエンコーダチップは、CONEXANTのCX25870を採用。出力端子はD-Sub15ピン(アナログRGB)とD端子を装備し、映像出力フォーマットはD2モード(525p)、D4モード(750p)に対応する。リフレッシュレートは60Hz固定。


対応解像度
D2モード
(ドット)
D4モード
(ドット)
640×416800×600
640×4801,024×640
720×4001,152×640
720×4161,280×720
720×480-

 「SSH-HDTV」に対応するのは入力端子にD2/3/4を装備するテレビで、動作確認済みTVとして、ビクターの「AV-D50LA2」や松下電器の「TH-36FP20」など22機種をあげている。同社では動作確認した製品については同社ホームページにて順次公開するとしている。

 「SSH-HDTV」は、ハイビジョンの規格に準拠した解像度を利用するため、ゲームなどによってはそれらの解像度で起動しない場合がある。同社では「SSH-HDTV」と同じ変則的な解像度をサポートしたテスト用ドライバを用意しホームページ上で公開するという。公開時期は「来週」とのことで、購入前に手持ちのソフトやゲームでテストすることを推奨している。また、検証したゲームタイトルなどについては、積極的に情報を公開していくとしている。


 また、一般のD端子対応TVではオーバースキャンという表示形式をとっており、画面の上下などが切れてしまう可能性もある。そうした動作状況についてもホームページで公開していくとしている。

ビクターのAV-D50LA2にDVDやゲームを出力するデモが行なわれた 文字表示ではPCに比べると若干にじんで見える

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/ssh-hdtv.htm
□関連記事
【Keyword】D端子
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000525/key120.htm#D

(2001年1月17日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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