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　マイクロソフト株式会社は、2002年度から実施される「新学習指導要領」に対応したマルチメディア学習支援ソフト「Microsoft Encarta 総合大百科 2001」を2月16日から発売する。収録項目は約19,000、動画など18,000点を超えるマルチメディアデータも収録される。価格はオープンプライスで、推定小売価格は28,800円。

　Microsoft Encarta 総合大百科 2001は、「Microsoft Encarta 百科事典 2001」と「Microsoft Encarta 百科地球儀 2001」および「Microsoft/Shogakukan Bookshelf 2.0 Encarta 総合大百科版」が付属したパッケージでCD-ROM版とDVD-ROM版が用意される。Encarta百科事典 2001およびEncarta 百科地球儀 2001は単品でも推定小売価格15,800円で発売される。なお、Bookshelf 2.0 Encarta 総合大百科版は従来から変更されていない。

　Encarta 総合大百科 2001は、学校関係者向けのアカデミックパック(17,800円)も用意される。また、1月16日～3月31日までに2000年度版のEncarta百科事典シリーズを購入したユーザーは、同製品の2001年度版を2,000円で購入できるほか、従来バージョンユーザー向けのキャッシュバックキャンペーンも実施される。

　Encarta 百科事典 2001は、2002年度から実施される「新学習指導要領」に対応し、新たに調べ学習や発表資料作成をサポートする新機能が追加された。従来から搭載されていた「世界歴史年表」では、人類誕生からの約百万年が収録されていたが、Encarta 百科事典 2001では、地球誕生からの約46億年へと大幅に拡張された。

　また、新たに資料作成を支援する「Encarta 資料BOX」機能も追加された。百科事典などで調べた情報を選択して右クリックするだけで資料BOXへ追加できる。作成した資料BOXは編集してHTML/Word形式(DOC)/リッチテキスト形式(RTF)で出力可能で、自動的に出典を記録する機能も持つ。インターネットとの連携機能も強化され、EncartaにInternet Explorerが統合されたほか、インターネット経由で毎月最新のデータをダウンロードする機能も備える。なお、CD-ROM版は7枚組だが、データをHDDにコピーする事が可能になり、使用時のCDの交換が不要になった(DVD-ROM版はコピー不可)。

　Encarta 百科地球儀 2001は、従来の3D地図表示に加え、新たに平面図での表示機能が追加された。また、表示モードには「国立公園と世界遺産」などが追加された。

Encarta 百科事典 2001	Encarta 百科事典 2001 世界歴史年表	Encarta 百科地球儀 2001

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/011601enca.htm
□製品情報
http://www.microsoft.com/japan/reference/ers/default1.htm
□関連記事
【'99年9月8日】マイクロソフトが残す文化遺産!?「Encarta 総合大百科2000」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990908/ms.htm

(2001年1月16日)

[Reported by taira@impress.co.jp]