コンパック、1.36kgの業界最小XGA DLPプロジェクタ
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MP2800 |
2月下旬 発売
標準価格:
「MP2800」:498,000円
「MP1400」:318,000円
連絡先:コンパックカスタマーセンター
Tel.0120-101589
コンパックコンピュータ株式会社は、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタ2機種を発表した。XGA対応の「MP2800」とSVGA対応の「MP1400」を2月下旬より発売する。ともに、マグネシウムボディを採用し、価格は「MP2800」が498,000円、「MP1400」が318,000円。
DLPは、Texas Instruments(TI)が開発した、Digital Micromirror Device(DMD)を使ったプロジェクション技術。DMDは、シリコン基板上に16μm角の小さな鏡を格子状に並べたデバイスで、1つ1つの鏡は、個々の画素に相当し、基板上に敷き詰められている。個々の鏡は、対角線を中心に±10度の角度に傾くようになっており、それを秒間5,000回以上のスイッチングを行なうことで映像を作り出す技術。液晶方式に比べると高い輝度とコントラストを確保でき、小型化が可能などの利点がある。
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MP1400 |
コンパックではDLPを採用した理由を「プロジェクタ市場への参入が後発であることから他メーカーと差別化をはかれることと、液晶型に比べ、小型化が可能なためノートPCのオプションとして販売するというコンパックの目的に合致するものだった」と説明している。
「MP2800」は表示解像度1,024×768ドット(XGA)に対応し、明るさは900ルーメン、コントラストは400:1、1.2倍のズームレンズを搭載。入力端子はアナログRGBとDVIで、付属のマルチメディアアダプタで、コンポジットやSビデオ入力にも対応する。本体サイズは6.89×22.13×18.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.36kgで、XGA対応機としては世界最小としている。
「MP1400」は表示解像度800×600ドット(SVGA)に対応し、明るさは800ルーメン、コントラストは400:1。入力端子はアナログRGB、DFPで、オプションのマルチメディアアダプタで、DVIやコンポジット、Sビデオ入力にも対応する。本体サイズは6.25×22.84×20.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.9kg。
| MP2800 | MP1400 |
表示解像度 | 1,024×768ドット | 800×600ドット |
明るさ | 900ルーメン | 800ルーメン |
光源 | 130W 水銀ランプ | 120W 水銀ランプ |
コントラスト | 400:1 |
投射距離 (画面サイズ) | 1.14~10.0m 22~242インチ | 1.5~10.0m 33~220インチ |
水平走査周波数 | アナログ 31.5~80kHz デジタル 31.5~60kHz | アナログ 15~69kHz デジタル 15~60kHz |
垂直走査周波数 | アナログ 48~85Hz デジタル 48~85Hz | アナログ 48~85Hz デジタル 48~75Hz |
入力端子 | アナログRGB、DVI | アナログRGB、DFP |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 6.89×22.13×18.1mm | 6.25×22.84×20.9mm |
重量 | 1.36kg | 1.9kg |
□コンパックコンピュータのホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press596.html
□製品情報
http://www.compaq.co.jp/products/projectors/
□関連記事
【Keyword】DLP
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000713/key127.htm#DLP
・TIのDLPページ
http://www.tij.co.jp/jrd/dlp/docs/index.htm
(2001年1月15日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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