Click


2000年第3四半期のパソコン市場は15.2%増の3,393万台

10月23日 発表



 日本ガートナーグループ株式会社のデータクエスト部門は、2000年第3四半期のパソコン出荷台数が、前年同期比15.2%増の3,393万台になったと発表した。

 世界市場では、10%半ばの成長率を示しているが、間接販売が主体の上位ベンダーでは、今期の出荷台数が多かった事で流通在庫が発生していると考えられ、市場でこの伸びを継続していくのは難しいとしている。

 米国や欧州の主要市場でのパソコンの飽和化により、多くのベンダーが次期買い換えサイクルの到来を待つ状態になっているという。同社では、2000年第1四半期には買い換え需要の兆しが米国家庭市場で見え始めると見込んでいるが、企業市場は2001年までは買い換え需要の加速はないとしている。

 ベンダーごとの出荷台数は、Compaqが前年比13.9%増の445万台(シェア13.1%)、Dellが同21.7%増の380万台(シェア11.2%)、HPが同38.6%増の261万台(シェア7.7%)で、前期から変わっていない。

□日本ガートナーグループのホームページ
(10月23日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.gartner.co.jp/

(2000年10月23日)

[Reported by taira@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp