ヤマハ、16倍速書き込みの世界最高速CD-RWドライブ標準価格:オープンプライス
連絡先:AV・IT事業本部IT営業部
CRW2100シリーズは、光ピックアップに独自技術「ピュアフェーズ・レーザ・システム」を搭載してジッター値を従来比25%減少したほか、CD-R書き込みに新方式の「パーシャルCAV」方式を採用するのが特徴。 CD-Rの書き込みは、通常CLV(Constant Linear Velocity)方式を採用するが、高速化に伴い回転数の制御が困難になり、振動も増加するため記録品質が低下するという。パーシャルCAV方式では、ディスク回転数が最大となる最内周では12倍速CAV(Constant Angular Velocity)で書き込みを行ない、書き込み速度が16倍速に達した時点でCLV方式に切り替え、以後最外周まで16倍速で書き込みを行なう。 ライティングソフトは、B's Recorder Goldと、B's Clipが付属する。ハードウェアによるバッファアンダーランエラー防止機構は備えていないが、8MBの大容量バッファと、同梱のライティングソフトの強化により、バッファアンダーランエラーを防止している。 なお、16倍速書き込み時は専用のCD-Rメディアが必要。16倍速対応メディアは太陽誘電、TDK、三井化学、リコーから提供される。 同方式の採用により、ディスク回転数の抑制が可能になったという。なお、パーシャルCAV方式による700MBデータの書き込み時間は約5分強で、16倍速CLVで書き込んだ場合との時間差は数秒としている。
□ヤマハのホームページ (2000年10月6日)
[Reported by taira@impress.co.jp] |
I |
|