松下、SDメモリーカード製品群を拡充 |
「ipalm」はデジタルスチルカメラとしては初めてSDメモリーカードに対応した製品。スロットはMMC兼用で、付属のメディアも16MBのMMCでSDではない。本体の素材はアルミニウムが採用され、ボディカラーはシルバーとミントグリーンが用意される。グリップ部はラバー。
CCDは1/1.8インチ334万画素原色フィルタで、光学2倍ズームレンズ(35mm換算32~64mm相当、F2.9~4)を備える。
出力解像度は2,048×1,536/1,024×768/640×480ピクセル。320×240ピクセルの動画撮影機能も備え、最大12秒間の音声付き動画が撮影できるほか、5秒間の音声付き静止画も記録できる。動画フォーマットはQuickTime MotionJPEG。
本体背面には液晶モニターと各種機能ボタンを備える | SDメモリーカード/MMCスロットは本体側面下部に備える |
本体背面には、1.5インチ11万画素液晶モニターを備えるほか、直前に撮影した画像を再生モードに切り替えずに表示できるレックレビューボタン、不要な画像を消去できる消去ボタンなどを備える。また、カメラ側の操作でパソコンに画像が転送可能なほか、MAPI対応E-Mailソフトへ画像を自動的に添付する機能なども持つ。
本体サイズは92.8×40.3×96mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約239g(本体のみ)。バッテリは単3アルカリ/ニッカド/ニッケル水素電池×4。
□松下寿電子工業のホームページ
http://www.mke.panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000919-1/jn000919-1.html
●SDメモリーカード/MMCスロット搭載普通紙カラーFAX
「カラーおたっくす」は同社初となるITU-T準拠の普通紙カラーFAX。SDメモリーカードスロットに加え、CF Type1スロットとスマートメディアスロットも備え、デジタルカメラなどで撮影した画像をパソコンを利用せずにプリントできる。印刷方式は昇華型および熱転写方式で解像度はいずれも400dpi。
「おたっくす情報サービス」にも対応し、カラー画像をE-Mailで送受信できるほか、カラーイラスト付きフレームのダウンロードにも対応する。本体上面には3.8インチ320×240ドットのモノクロ16階調液晶を備え、メモリに受信したFAXを印刷せずに確認できるほか、メモリカードスロットに保存した画像データをプレビューする機能も持つ。なおメモリカード間のデータのコピーには対応しない。メモリに受信可能な枚数は最大99枚。画像データの印刷は用紙全面/上半分/2分割のほか、フォトカラー用シールでは2/16分割印刷にも対応する。
本体右上にSDメモリーカード/MMCスロットを搭載するほか、本体側面には、CF Type2カードスロット及びスマートメディアスロットも備える |
カラーハンドスキャナを備え、スキャナ部を取り外しての読み取りも可能。カラーコピー機能も持ち、400dpiでモノクロ/カラーコピーが可能。本体サイズは360×293×151mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約5.5kg。子機1台が付属する。
□九州松下電器のホームページ
http://www.kme.panasonic.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.kme.panasonic.co.jp/newsrls/2000news/jn000809/jn000809_1.html
(2000年9月19日)
[Reported by taira@impress.co.jp]
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