東芝、世界初DVD/CD-RWマルチドライブ内蔵A4ノート
9月15日より順次発売
価格:オープンプライス
株式会社東芝は、世界初のDVD/CD-RWマルチドライブ内蔵A4ノートなど、Windows Meを搭載した個人向けノートPC4機種を発表した。9月15日から順次発売され、価格はいずれもオープンプライスとなっている。
●DVD/CD-RWマルチドライブ内蔵など、A4ノートをモデルチェンジ
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【DB70P/5MC】 |
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【DB60C/4RA】 |
Windows Me搭載A4オールインワンノート「DBシリーズ」は、DVD/CD-RWマルチドライブ内蔵の最上位モデル「DB70P/5MC」のほか、スタンダードモデルの「DB60C/4RA」と「DB55C/4CA」の計3機種がラインナップされる。DB70P/5MCは10月21から店頭予想価格35万円前後で、DB60C/4RAは9月20日から同24万円前後で、DB55C/4CAも9月20日から同20万円前後で発売される。
DB70P/5MCには、新たに独自開発した世界最薄12.7mmのCD-RW/DVD-ROMのマルチドライブを内蔵。また、ステレオスピーカーに加えて、本体前面にサブウーファーも搭載し、バスブーストボタンをONにすれば、サブウーファーの出力を上げることもできる。さらに、ディスプレイも15インチ高輝度「SuperView」液晶を採用するなど、DVDの再生も考慮した仕様となっている。
本体背面には光デジタル出力端子、IEEE-1394、モデム、LAN、USB×2ポートを装備するなど、インターフェイスも充実している。さらに、DV編集ソフト「Ulead Video Studio4 DV」も添付される。
キーボードには、メーラーなどをワンタッチで起動ボタンに加え、CDやMP3などのソース切り替えができる「メディア切替えスイッチ」、再生・早送りなどの操作ができる「オーディオプレイボタン」などを装備。ポインティングデバイスはアキュポイントを採用しており、別途USBマウスも付属する。
スタンダードモデルの「DB60C/4RA」と「DB55C/4CA」は、CPUのクロック周波数と内蔵ドライブが異なっているが、それ以外の仕様は同一。DB60C/4RAはCeleron 600MHzで、CD-RWドライブを内蔵、DB55C/4CAはCeleron 550MHzでCD-ROMドライブを内蔵している。
筐体は新デザインで、最薄部は36mm(従来37.8mm)となった。本体に光出力端子や、i.LINKを装備するほか、S端子も搭載している。DV編集ソフト「Ulead Video Studio4 DV」も付属する。
ポインティングデバイスはパッド型で、PS/2マウスが標準で添付される。
【主な仕様】
| DB70P/5MC | DB60C/4RA | DB55C/4CA |
CPU | モバイルPentium III 700MHz (SpeedStep対応) | モバイルCeleron 600MHz | モバイルCeleron 550MHz |
メモリ(最大) | 128MB(384MB) | 64MB(192MB) |
HDD | 20GB | 10GB |
DVD/CDドライブ | DVD 6倍速、CD-RW 4/4/24倍速 | CD-RW 4/4/20倍速 | CD-ROM 14倍速 |
ディスプレイ | 15インチTFT液晶 1,024×768ドット | 14.1インチTFT液晶 1,024×768ドット |
ビデオチップ | S3 Savage/IX 8MB | ATI RAGE Mobility-C 4MB |
PCカード | Type3×1または、Type2×2 |
ポインティングデバイス | アキュポイント II | パッド |
LAN | 10Base-T/100Base-TX |
モデム | V.90/K56flex |
バッテリ駆動時間 | 約2.2時間 | 約2時間 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 328×277×40.7~44.7mm | 322×277×36mm |
オフィスアプリ | Office 2000 Personal |
重量 (バッテリパック装着時) | 約3.5kg | 約3.2kg |
発売日 | 10月21日 | 9月20日 | 9月20日 |
店頭予想価格 | 35万円前後 | 24万円前後 | 20万円前後 |
●B5ノートにWindows Meモデル
CD-ROMドライブ内蔵B5ノートPC「DS」シリーズにも、Windows Meを搭載した「DS50C/1CCR」を用意。9月15日から発売され、店頭予想価格は25万円前後と見込まれる。
8月に発売された「DS50C/1CA」のOSを、Windows Meに変更したモデル。オプションだった内蔵FDDを外付けとして使用できる「FDDアタッチメントケース」が標準添付となった以外は、従来モデルの仕様から変更されていない。
CPUはモバイルCeleron 500MHz、メモリ128MB、HDD 12GBを搭載する。ディスプレイは11.3インチ低温ポリシリコンTFT液晶(1,024×768ドット)を搭載している。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2000_09/pr_j1301.htm
□「DB70P/5MC」の製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/dynabook/db70/index_j.htm
□「DB60C/4RA」と「DB55C/4CA」の製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/dynabook/db60ds50/index_j.htm
□「DS50C/1CCR」の製品情報
http://www2.toshiba.co.jp/pc/catalog/dynabook/db60ds50/index_j.htm
□関連記事
【7月25日】東芝、CD-ROM内蔵1.8kgの新型B5ノートなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000725/toshiba1.htm
(2000年9月13日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]
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