マイクロソフト、「Money」ラインナップに家計簿ソフトを追加
10月13日 発売
標準価格:オープンプライス
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挨拶をするパーソナルシステム事業部長佐藤哲也氏 |
マイクロソフト株式会社は、ファイナンスプランニングソフト「Microsoft Money」シリーズの最新版を10月13日に発売する。これまでは単独の製品だったが、今年からは家計簿にターゲットを絞った「Microsoft Money 2001 家計簿版」と資産管理までカバーした「Microsoft Money 2001 デラックス版」の2製品が発売される。価格はすべてオープンプライスだが、推定小売価格は家計簿版が6,800円、デラックス版が11,800円、ExcelやOffice、家計簿版からのアップグレードは9,800円となっている。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000。
デラックス版と今回新たに追加された家計簿版との違いについてマイクロソフトは「例えば5万円手元にあり3万円増やしたいとき、節約して3万円増やすとき (SAVE MONEY) は家計簿版、投資などで3万円増やす場合 (MAKE MONEY) はデラックス版」としている。日々の生活に直結した金銭の管理を行ない生活を手助けするのが家計簿版で、投資やファイナンスプランニングまでカバーしたフル機能版がデラックス版ということになる。
Money 2001は、提携している銀行、証券会社、カード会社など各種金融機関の電子明細をダウンロードする機能を搭載してる。Money 2001の明細の取り込みボタンをクリックすると自動的に金融機関のホームページに切り替わり (MoneyはInternet Explorer 5.5ベース) ホームページ上に用意されたダウンロードボタンをクリックするとデータのダウンロードが行なわれMoney 2001に取り込まれる。これまでも同様の機能は搭載されていたが、Money 2001では提携金融機関がかなり増えている。
【提携金融機関】
- 銀行:東京三菱銀行、住友銀行、三和銀行、あさひ銀行、東海銀行、岩手銀行、但馬銀行、荘内銀行、西日本銀行、北日本銀行、埼玉縣信用金庫、尼崎信用金庫、富士銀行 (予定)
- 証券会社:野村證券、日本オンライン証券、今川三澤屋証券、日興ビーンズ証券 (9月対応予定) 、オリックス証券 (9月下旬対応予定) 、大和証券 (予定) 、日興證券 (予定)
- クレジット会社:ディーシーカード (DC) 、イオンクレジットサービス (ジャスコカード) 、UCカード、ジェーシービー (JCB~9月対応予定) 、住友クレジットサービス (VISAカード~10月対応予定)
同社のパーソナルシステム事業部長佐藤哲也氏はMoney 2001について「オンライン証券の口座数が200万件となり、インターネットバンキングも100万件となる。Money 2001は、インターネットとの親和性が高く、自分の思い描いた金融プランニングをスケジュールに従って実現できる手助けとなるソフトとなっている」とコメントした。
【スクリーンショット】 |
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「Money」を起動したときの画面。インターネットに接続していればここから金融関連情報などのネットサーフィンを楽しむこともできるという |
銀行の口座内容。提携銀行の口座であれば取引明細をダウンロードし取り込むことができる |
ライフプラン画面。中央で突出しているのは住宅購入時のため |
□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/090700mone.htm
□製品情報
http://www.microsoft.com/japan/products/money/default.htm
□関連記事
【'99年9月21日】マイクロソフト、オンライン機能などを強化した「Money 2000」をこの冬発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990921/ms.htm
(2000年9月7日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]
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