VIA、PCと情報家電の間を埋める 新プラットフォームを提案
8月21日 発表(現地時間)
台湾VIA Technologiesは、現地時間の21日、PCと情報家電機器(IA:Information Appliance)の間の機能と価格の双方のギャップを埋める新プラットフォーム「Information PC」を発表した。
同社では、コスト、機能、性能のバランスのとれた、400ドル以下のInformation PCを実現可能で、PCマーケットを拡大できるとしている。Information PCは、E-MailやWebサーフィンなどのインターネットアプリケーションに最適化されるほか、エデュケーションやエンターテインメントなどのWindow上で動くアプリケーションに必要なパフォーマンスと機能を実現できるという。
同社が提案するInformation PCは、CPUにCyrix IIIを採用。統合型チップセット「VIA Apollo PM601」との組み合わせで、自由度が高く、低価格なリファレンスプラットフォームを実現できるという。そのほかのリファレンスプラットフォームは開発中としているが、ロープロファイルや低消費電力機能を備え、同社の次世代CPU「Matthew」を搭載したものになるという。
同社のWen-Chi Chen 社長兼CEOはリリースの中で、「現在、世界人口の多くはまだインターネット上の莫大な情報にアクセスしておらず、PCメーカーには簡単で低価格にインターネットにアクセスできるソリューションを用意する義務がある。Information PCはまさにこの先駆けとなり、インターネットやコンピューティングを実現する新しいエントリー向けのプラットフォームになるだろう」と述べている。
□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/news/00IPC.htm
□Information PC(英文)
http://www.via.com.tw/infopc.htm
(2000年8月24日)
[Reported by taira@impress.co.jp]
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