キヤノン、MMCスロットを備えた小型DVカメラ「IXY DV」標準価格:210,000円
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IXY DVは、内部LSIや、メカシャーシ、レンズなどの小型化技術により、世界最小最軽量となる106×86×48mm(幅×奥行き×高さ)、約390gを実現したという。従来機「PV1」に比べると約60%の体積になった。筐体はIXYシリーズのデザインを継承し、マグネシウム合金とアルミ合金を採用した。
CCDは68万画素プログレッシブスキャンCCD(原色フィルター)で、レンズは光学10倍デジタル40倍のズームも備える。MMCスロットを備え、独立してフォトボタンにより撮影中の静止画(640×480ピクセル)を記録できるほか、あらかじめMMCに保存した画像を撮影中の画像に合成して動画や静止画で記録することも可能。
バッテリ駆動時間は、薄型バッテリ「BP-406」で約55分、大容量バッテリ「BP-422」で約165分(共にビューファインダー使用時)。8MBのMMCが付属する。 キヤノンの御手洗代表取締役社長は、「小型、簡単、高品位のIXYをシリーズ化して、相乗効果を狙う。キヤノンはDV市場への参入が遅れたが、技術が遅れているわけではない。遅れたら遅れたなりの競争力のある製品を出していきたい」と語った。また、「現在ヨーロッパでは17~18%のシェアを獲得しているが、原産国の日本では1桁台にとどまっている。これをヨーロッパ並にしたい」と述べた。
□キヤノンのホームページ (2000年7月18日)
[Reported by taira@impress.co.jp] |
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