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松下、Panasonic IT & Solution 2000を開催
~DVD-Rドライブや、DVDビデオレコーディングソフトなどを参考出品~

開催期間:7月10~13日(10~11日は特別内覧日)

開催場所:東京国際フォーラム


 松下電器産業株式会社は、7月10日から13日まで東京国際フォーラムにおいて「Panasonic IT & Solution 2000」を開催している。Panasonic IT & Solution 2000は、松下電器グループの情報技術、映像音響、環境システムのソリューションを紹介するイベント。なお、会場への入場には招待状または、事前申し込みが必要となっている。

【お詫びと訂正】当初、特別内覧日を11~12日としておりましたが、10~11日の誤りです。お詫びして訂正いたします。


■一般向けDVD-Rドライブを参考出品

 DVD-ROMと同容量の4.7GB DVD-Rドライブは、5月下旬にオーサリング向けの規格「DVD-R For Authoring Ver2.0」が正式に承認され、パイオニアから6月に対応ドライブが発表された。

 そんな状況の中、松下は今回のイベントに2000年末までに制定される予定の一般民生用規格「DVD-R For General Ver.2.0」に対応したドライブ「LK-RV9501ZZ」を参考出品した。なお、DVD-R For Authoringと、For Generalではレーザー波長もそれぞれ635nmと、650nmと異なっているため、記録メディアにも互換性がない。

 松下はDVD-RAMで波長650nmのレーザーを使用していることもあり、For General対応ドライブでDVD-Rに参入し、今のところFor Authoring対応ドライブの発売予定はないという。既に、ドライブ自体はほとんど出来上がっており、規格が発行され次第すぐにも出荷できるとしている。

 ただし、一般向け規格の対応ドライブとはいえ、最初のモデルはインターフェイスがSCSIとなっているほか、価格も「For Authoring対応ドライブとあまり変わらない」としており、実際にはコンシューマ向けの製品とはいえないだろう。

 なお、「LK-RV9501ZZ」ではDVD-RAM対応が見送られているが、今後検討していくとしている。

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■DVD-RAMレコーダのディスクが再生できるソフト

 現在、ポストVHSとしてパイオニアからはDVD-RWビデオレオコーダ「DVR-1000」が、松下からはDVD-RAMビデオレコーダ「DMR-E10」が発売されている。両社のレコーダは、記録メディアこそDVD-RAMとDVD-RWと大きく異っているが、使用されているビデオ録画フォーマットは「DVDビデオレコーディング規格」で共通している。

 今回のイベントでは、このDVDビデオレコーディング規格に対応した録画再生ソフトが参考出品されており、4.7GB DVD-RAMドライブと組み合わせて、パソコンを使った再生のデモストレーションが行なわれていた。

 DVD-RAMビデオレコーダで録画したビデオをパソコンで再生できるほか、パソコン上でイン点、アウト点編集なども行なえる。もちろん、そうして作成したビデオをDVD-RAMビデオレコーダで再生することもできる。つまりコンシューマのDVD-RAMレコーダと、パソコンのDVD-RAMドライブが、ハードウェアだけでなく、コンテンツも相互乗り入れできるようになる。

 このDVDビデオレコーディング規格対応のソフトウェアは、秋頃にパッケージ販売が予定されており、価格は「子供のお年玉で買える程度」になるという。

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■Z-ScanのUSB対応版

 また、原稿をなぞるだけで正確に取り込める小型スキャナ「Z scan」のUSB版「LK-RS300U/UM」も参考出品されていた。

 Z scanの従来モデルのインターフェイスはCardBus。当時から「USB版が欲しい」という要望は大きかったが、USBの転送速度が遅すぎて難しいとしていた。今回、スキャナとUSB端子の間に圧縮ユニットを入れて、リアルタイムでスキャンデータを圧縮することで、USBの転送速度でも間に合うようになったという。

 本体色やドライバ、添付ソフトの違いによりWindows版と、Macintosh版が用意される。価格は従来モデルと同程度としている。

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■セキュリティ機能を搭載したSuperDiskメディア

 松下が推進している次世代FD「SuperDisk」にも8月ごろに新機能が加わる予定だ。といっても、松下の担当分野であるドライブ(ハードウェア)の変更ではなく、イメーションが発売しているメディアに搭載される機能。

 新機能搭載SuperDiskのメディアにはあらかじめ、暗号・解読ソフトが書き込まれており、メディアをドライブに入れると自動的にアプリケーションがインストールされる。このアプリケーションを使って、任意のデータを暗号化しておくと、設定したパスワードを入力しないと読み込むことができなくなる。なお、このアプリケーションは、SuperDiskのユーザー領域以外のところに書き込まれているので、メディア容量は従来のものと同じとなる。

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/
□「Panasonic IT & Solution 2000」のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/public/2000/

(2000年7月10日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]

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