オリンパス、手ぶれ補正機能を備えた光学10倍ズーム機ほか
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●手ぶれ補正機能搭載光学10倍ズーム機「CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom」
・価格:138,000円
35mm換算38~380mm相当(F2.8~3.5)の光学10倍ズームと、「シフト式光学式手ぶれ補正」機能を備えるのが特徴。ビデオカメラなどに採用されている電子式手ぶれ補正機能と異なり、露光時間中に補正を行なうため、静止画のぶれ補正に対して大きな効果が得られるという。デジタル2.7倍ズーム併用時に最大1,000mm相当の撮影が可能。 CCDは1/2インチ211万画素で、記録メディアはスマートメディア。画像解像度は、1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ピクセル。ファインダーは、従来シリーズで採用された光学ファインダーから、各種設定情報も表示可能な0.55インチポリシリコンTFT液晶ビューファインダーに変更された。本体背面には、1.8インチポリシリコンTFT液晶モニターも備える。本体部分のデザインと操作体系は、C-3030シリーズを継承し、よく使う機能は独立したボタンに配置される。また、約1.8コマ/秒の連写機能(HQモード時)、Quicktime MotionJPEGによる動画撮影機能なども持つ。 バッテリは単3型ニッケル水素、アルカリ電池のほか、オプションのリチウム電池パック(CR-V3×2)も利用できる。本体サイズは112.5×141×77.5mm(幅×奥行き×高さ)、重さ540g(本体のみ)。
□ニュースリリース
●動画機能を搭載した3倍ズーム機「CAMEDIA C-990ZOOM」
・価格:オープンプライス(店頭予想価格は6万円台)
従来モデル「C-960ZOOM」に1/2.7インチ211万画素CCDを搭載した。画像解像度は1,600×1,200ピクセルおよび640×480ピクセル。新たにQuickTime MotionJPEGによる簡易動画撮影機能を備え、320×240ピクセルで最大約15秒、160×120ピクセルで最大約60秒の動画撮影(15コマ/秒)が可能。また、8MBのバッファを搭載し、1,600×1,200ピクセルで約1.5コマ/秒撮影可能な連写機能も搭載された。バッテリはニッケル水素、アルカリ電池に加え、リチウム電池にも対応する。
同社の永井常務取締役は、「同じCCDを搭載した小型モデルが巷では人気のようだが、我々は、小型化より高画質、小型化より3倍ズーム、小型化より使いやすさに重点を置いた。簡易動画機能も備え、同クラスでは抜きん出た性能を持つ」と、大きさより性能が重要であることを主張し、IXY DIGITALへのライバル心をむき出しにしたプレゼンテーションを行なった。
□ニュースリリース
●A4対応昇華型カラープリンタ「CAMEDIA P-400」
・価格:128,000円
314dpi解像度を持つA4サイズ対応昇華型カラープリンタ。スマートメディアスロットと、PCカードスロットも備え、パソコンを介さずデジカメで撮影した画像を直接印刷できる。また、画像確認用の16階調モノクロ液晶も搭載し、メモリカード内の画像のトリミングや回転なども可能。また、アルバムプリントやインデックスプリントにも対応する。OSはWindows 95/98/NT 4.0/2000(パラレル)、Windows 98/2000およびMac OS 8.6以降(USB)に対応する。 インターフェイスは、パラレルおよびUSB。対応専用用紙は、A4、A5、ポストカード、Lサイズカードが用意され、ポストカードとLサイズカードは縁なし印刷にも対応する。なお、A4サイズ1ページ印刷にかかる時間は約90秒。 永井常務取締役は、「写真用には昇華型が適している。ドットの数で色を表現するインクジェット方式に比べ、昇華型はドット単位での色表現が可能だ。インクジェットによる表現力には限界があり、リアリティとは離れている。出力したものはあくまで印刷物で、写真に戻りたいという気持ちにさせる。万人に受け入れられるかどうかは分からないが現時点では世界最高の写真画質を実現した」と同製品にかける意気込みを語った。
□ニュースリリース
□オリンパス光学工業のホームページ (2000年6月15日)
[Reported by taira@impress.co.jp] |
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