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NEC三菱、統一デザイン採用のSXGA/18.1型液晶など11月下旬より順次発売 標準価格:オープンプライス 連絡先:お客様相談窓口 デザイン/開発コンサルタントのIDEO Japanとの協業により開発されたTFT液晶ディスプレイ。5月に発表されたCRTディスプレイと同様、統一デザインを採用したことで、ブランドイメージの定着を図るという。 全モデル共通で、アナログ信号が入力された時点で自動的に最適な設定にディスプレイを調整する「ノータッチオートアジャスト機能(NTAA)」や、待機時の消費電力をゼロにする「バケーションスイッチ」を備える。
インターフェイスは、D-Sub15ピンとDVI-Dを備え、2系統入力に対応する。また、PC側からディスプレイの管理/制御が可能な専用ユーティリティ「Visual Contoroller」(無償ダウンロード)に対応する。
●SXGA/18.1型TFT液晶「RDT186S」 1,280×1,024ドット表示(SXGA)の18.1型TFT液晶として「RDT186S」および、キャビネットがブラックの「RDT186S(BK)」が12月上旬より発売される。店頭予想価格は128,000円前後の見込み。 表示色数は約1,677万色フルカラー、ドットピッチは0.2805mm、輝度は200cd/平方m、コントラスト比は350:1、応答速度は30ms、視野角は水平/垂直ともに160度。水平走査周波数はアナログ時が31~82kHz、デジタル時が31~80kHz、垂直周波数はアナログ/デジタルともに55~85Hz。
消費電力は標準時38W、省電力時3W以下。スタンドを含む本体サイズは398×200×402.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.3kg。
●SXGA/17型TFT液晶2機種3モデル 1,280×1,024ドット表示(SXGA)の17型TFT液晶は、標準タイプの「RDT176S」および「RDT176S(BK)」と、ステレオスピーカを内蔵したマルチメディアタイプ「RDT176M」が11月下旬より発売される。店頭予想価格は「RDT176S」と「RDT176S(BK)」が74,800円前後、「RDT176M」が75,800円前後の見込み。 標準タイプの「RDT176S」は、表示色数は約1,619万色擬似フルカラー、応答速度が16msと高速なのが特徴。ドットピッチは0.264mm、輝度は260cd/平方m、コントラスト比は450:1、視野角は水平/垂直ともに160度。水平走査周波数はアナログ時が31.5~81.1kHz、デジタル時が31.5~69kHz、垂直周波数はアナログ/デジタルともに56~75Hz。 消費電力は標準時38W、省電力時2W以下。スタンドを含む本体サイズは374×196×383.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.8kg。 マルチメディアタイプの「RDT176M」は、本体前面に1W+1Wのステレオスピーカを内蔵する。表示色数は約1,619万色擬似フルカラー、ドットピッチは0.264mm、応答速度は25ms、輝度は250cd/平方m、コントラスト比は350:1、視野角は水平140度/垂直120度。水平走査周波数はアナログ時が31.5~81.1kHz、デジタル時が31.5~69kHz、垂直周波数はアナログ/デジタルともに56~75Hz。
消費電力は標準時45W、省電力時2W以下。スタンドを含む本体サイズは374×196×383.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.9kg。
●XGA/15型TFT液晶2機種3モデル 1,024×768ドット表示(XGA)の15型TFT液晶は、標準タイプの「RDT156S」および「RDT156S(BK)」と、ステレオスピーカを内蔵したマルチメディアタイプ「RDT156M」が11月下旬より発売される。店頭予想価格は「RDT156S」と「RDT156S(BK)」が46,800円前後、「RDT176M」が49,800円前後の見込み。 標準タイプの「RDT156S」は、表示色数は約1,619万色擬似フルカラー、ドットピッチは0.297mm、輝度は250cd/平方m、コントラスト比は350:1、応答速度は30ms、視野角は水平120度/垂直90度。走査周波数は水平31.5~60kHz/垂直56~75Hz。 マルチメディアタイプの「RDT156M」は、表示色数は約1,677万色フルカラー、ドットピッチは0.297mm、輝度は300cd/平方m、コントラスト比は450:1、応答速度は25ms、視野角は水平150度/垂直110度。走査周波数は水平31.5~60kHz/垂直50~75Hz。
スタンドを含む本体サイズは共通で344.8×166×344.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は「RDT156S」が約3.7kg、「RDT156M」が約4.4kg。
●統一デザインを採用しブランドイメージ定着を図る
同社の取締役営業グループ長 山藤俊明氏は、「5月に発表したCRTディスプレイに続き、液晶ディスプレイのデザインを統一し、一新した。これでCRT/液晶を問わず統一したデザイン/コンセプトとなり、当社のブランド力が一層強化されることが見込める」とした。
また、昨今の液晶ディスプレイの普及により、日本国内や米国を中心としたディスプレイ市場のニーズが、CRTから液晶への移行が加速することを予測。今後は、より一層液晶事業へ注力していくことを明らかにした。
□NEC三菱ビジュアルシステムズのホームページ
(2002年11月6日) [Reported by yosida-s@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
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