松下電器、総合ショールーム施設「パナソニックセンター」を公開
9月6日発表 連絡先:パナソニックセンター
パナソニックセンターは“総合受発信拠点”と銘打たれ、「単に発売済みの製品を展示するだけではなく、今後発売される製品の展示や、近未来のライフスタイルを提案し、一般ユーザーの意見を開発者にフィードバックさせる“受信”の部分にウェイトを置いている」という(同社代表取締役専務 田中宰氏)。 また、任天堂、エイベックス、吉本興業といった、異業種と提携しており、松下電器以外の展示施設が設置されている。
同センターは4階建てで、壁面に7×35.5m(縦×横)のL字型映像表示装置「アストロウォール」を備える。太陽光発電システムや、太陽光と風力を併せて電力化するハイブリッドタワー「風かもめ」、雨水利用システムなど、地球環境に配慮した施設なども採用している。総工費は150億円。入場料は無料だが、一部の施設では有料となる。
●1階 1階は、同社製品を展示する「デジタルネットワークショウケース」や、AVC機器による映像の編集やモバイル機器などの体験ができる「クリエイティブラボ」のほか、最新ゲームを体験できる「ニンテンドーゲームフロント」などが展示されている。
また、ブロードバンドカフェ「E-FEEL」が併設されている。専用のPC端末が用意されるが、持ち込みのPCでも有線Ethernetを介したインターネット接続が無料で行なえる。また、NTTドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」による無線LANアクセスも可能となっている。
【7月1日】ドコモ、公衆無線LANサービス「Mzone」を7月1日開始 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,9913,00.html
●2階 2階は、ネット家電や暮らし環境をテーマに、近未来の商品やサービスを紹介するフロア。
これからの住まいと暮らしを提案するショールーム「リビングプラザ」、2005~2010年の近未来の暮らしを提案する「フューチャーライフスタイルラボ」や「エコステーション」が展示される。
●1階・3階 1階および3階は、林原自然科学博物館が提供する恐竜博物館「Dinosaur FACTory」が併設されている。1階および3階を利用した有料施設で、来場者全員に専用のPDAとヘッドセットが貸与され、Bluetoothを介しての、展示物の解説などを受けられる。入場料は大人800円、中高生400円、小学生以下は200円となる。
●4階 4階は、ビジネスプレゼンテーションショウケースと呼ばれる企業向けフロアで、ビジネス関連事業の全体像やコンセプトなどのソリューションを提供する。一般には公開されない。
http://www.panasonic.co.jp/ □パナソニックセンターのホームページ http://www.panasonic-center.com/ (2002年9月6日) [Reported by yosida-s@impress.co.jp] | I |
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