カシオ、薄型デジカメ「EXILIM」に200万画素モデル
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EX-S2 |
9月28日発売
標準価格:オープンプライス
連絡先:お客様相談室
Tel.03-5334-4611
カシオ計算機株式会社は、薄型デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」に200万画素機2モデルを追加し、9月28日より発売する。厚さ11.3mmの薄型モデル「EX-S2」と、MP3再生対応の「EX-M2」の2モデルが用意され、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は「EX-S2」が4万円前後、「EX-M2」が5万円前後の見込み。従来モデル「EX-S1/M1」の上位モデルと位置づけられており、「EX-S1/M1」は引き続き販売される。
EX-M2 |
従来モデルと同様に、CCDとレンズを一体化したHyper CCD-Lens integration(HCLi)技術を採用。「EX-M1/S1」と同サイズの筐体を利用しながら、CCDを1/1.8インチ有効200万画素プログレッシブCCDに高画素化した。高画素化による解像度の向上だけでなく、4.4μmピッチの大きなセルにより、感度のよい色/階調表現や低ノイズ化を実現したという。
レンズは単焦点(F3.2、35mm換算約36mm)、デジタルズームは4倍。記録画素数は、1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。なお、撮影可能距離は1m~無限大でマクロモードは搭載しない。
1.6インチのTFT液晶モニタや光学ファインダを搭載。記録メディアは、SDメモリーカード/MMCと内蔵フラッシュメモリ(12MB)。メモリーカードは付属しない。
EX-S2背面 |
本体サイズは従来モデルと同じで、「EX-S2」が88×11.3×55mm(幅×奥行き×高さ)、「EX-M2」が88×12.4×55mm。重量はともに約3g増の約88g(S2)/約90g(M2)。電源投入後、約1秒で起動するクイックレスポンスやレリーズタイムラグ約0.01秒などの特徴は従来機を引き継いでいる。撮影間隔は従来モデルの約0.6秒から約0.9秒へと若干伸びている。
撮影シーンに応じて、「人物」、「風景」、「夜景」、「レトロ」、「トワイライト」、「白黒」の6つのモードが選択できる「ベストショット機能」を新たに搭載した。ExifPrintやPIM IIに対応する。バッテリは専用リチウムイオン充電池で、液晶ON時のバッテリ駆動時間は約1時間5分(約390枚)。
EX-M2ではMP3ファイルの再生のほか、内蔵メモリへの約50分の音声録音や、AVI形式(Motion JPEG)での音声付き動画記録(320×240ドット/最大30秒)などが可能となっている。MP3連続再生時のバッテリ駆動時間は約5時間30分。
USBクレードルが同梱されるほか、画像取り込みソフト「Photo Loader」やフォトレタッチ/印刷ソフト「Photohands」が付属する。
□カシオ計算機のホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2002/exs2_m2.html
□製品情報
http://www.exilim.jp/
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(2002年8月29日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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