ATI、モバイル向けDirectX 8.1対応ビデオチップ「MOBILITY RADEON 9000」8月29日(現地時間) 発表 加ATI Technologiesは29日(現地時間)、ノートPC用ビデオチップ「MOBILITY RADEON 9000」を発表した。HPなどから同チップ搭載ノートPCが9月始めにも登場する予定。 MOBILITY RADEON 9000は、機能的にはデスクトップ用の「RADEON 9000」をノートPC向けに改良した形のモバイル向けビデオチップ。チップ内に64MBの128bit DDRメモリを内蔵するもの、32MBの64bit DDRメモリを内蔵するもの、メモリを内蔵しないものの3タイプが用意される。 プログラマブル ピクセルシェーダー/バーテックスシェーダー(バージョン1.4)を搭載し、ハードウェアレベルでDirectX 8.1に対応。OpenGLにもカスタム拡張により完全対応する。 また、モバイル向けビデオチップとしては初めて4つのレンダリングパイプライン(1パスあたりのレンダリングテクスチャ数は6)を持つなど、デスクトップ並みの強力な3D機能を持つ。 特徴的な機能として、ピクセルシェーダーを利用してストリーミング映像を高画質化する「FULL STREAM」を搭載。ブロックノイズを除去することで、ストリーミング映像の画質とスケーラビリティを向上させるという。 モバイル向けの機能として、瞬時に解像度を切り替える「ATI ZOOM」を搭載。画面をズームさせた際は、独自のフィルタリングにより文字や映像のジャギーを抑える仕組みを持つ。また、18bitの液晶を擬似24bit表示する機能も持つ。最大解像度は2,048×1,536ドット(QXGA)。RAMDACクロックは400MHz。 □ATI Technologiesのホームページ(英文) (2002年8月29日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp] | I |
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