三洋、動画撮影機能を強化したデジカメ「DSC-MZ3」標準価格:58,000円
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同社独自のCCD「VPmixCCD」の駆動周波数を高速化し、さらに高速画像処理LSI「HRGP IV」を搭載したことで、VGAサイズ(640×480ピクセル)/フレームレート30fpsでの動画撮影が可能な「ナチュラルムービー」機能を搭載した。DVDオーサリング素材としても使用できるクオリティを実現したという。また撮影時間も、従来の5分からメディア容量の許す限り可能となった。 色補正機能「カラーイコライザ」を強化した「カラーイコライザIII」を搭載し、従来モデルでは色相/彩度のみだった補正機能に明度が追加された。同社では「民生用デジタルカメラでは世界初」としている。 起動時間が約1.7秒に高速化されたほか、ズーミングもワイド端からテレ端まで約1秒で行なえる。また連写機能が強化されており、撮影間隔は640×480ピクセル(NORMAL)時で0.8秒/枚、1,600×1,200ピクセル(FINE)時でも1.2秒/枚の高速撮影が可能になった。また、「高速連写」機能を装備し、1,600×1,200ピクセルで毎秒15コマの連写撮影もできる。 1/1.8インチプログレッシブスキャンCCD(原色フィルタ)を搭載し、有効画素数は195万画素。レンズは光学3倍ズーム(35mm換算37~111mm、F2.7~4.9)を搭載する。撮影距離は50cm~無限遠、マクロ時は10~50cm。 記録メディアはCFおよびmicrodriveで、メディアは付属しない。記録解像度は1,600×1,200/640×480ピクセルだが、同社独自のソフトウェア補完機能「ピクトライズ300」による2,000×1,496ピクセルでの静止画記録ができる。記録形式はJPEG/TIFF(非圧縮)。 動画はQuickTime形式で、記録解像度は640×480/320×240/160×120ピクセル。フレームレートは15/30fps。音声(モノラル)の記録もできる。 PCとのインターフェイスはUSB 1.1で、AV出力端子(コンポジット、モノラル音声出力)も装備する。本体背面に11万画素表示の1.5インチポリシリコンTFT液晶を搭載する。
バッテリはリチウムイオンで、従来モデル「DSC-MZ2」の2倍以上の電池寿命を実現したという。本体サイズは99×32.5×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約210g(本体のみ)。
http://www.sanyo.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0208news-j/0821-1.html □関連記事 【2月26日】三洋、プログレッシブスキャンCCDの動画デジカメ後継機 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0226/sanyo.htm
(2002年8月21日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp] |
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