Transmeta、Crusoe TM6000の開発を断念7月18日(現地時間)発表 米Transmetaは18日(現地時間)、2002年度第2四半期の決算報告についてのリリースの中で、次期統合プロセッサ「Crusoe TM6000」の開発を中止することを明らかにした。 同社の2002年度第2四半期の決算内容は、売り上げ高こそ750万ドルと第1四半期比で82%増を果たしたが、米国会計基準に基づく営業損失は3,560万ドルと、第1四半期より500万ドル近く赤字が膨れ上がる結果となった。 この結果を受けて同社は、リストラの一環として新プロセッサCrusoe TM6000の事実上の開発中止を発表。今後はTM5800の機能やパフォーマンス改善により顧客のニーズに応えていく考えを明らかにした。また、全従業員の約40%にあたる200人を解雇することも発表された。 Crusoe TM6000は、1チップにシステムを集積させたプロセッサ。ノースブリッジに加えて、グラフィックやサウスブリッジを統合することで、従来のTM5800などの1/3の基板スペースと、低消費電力化を目指していた。2002年中に1GHzの製品がリリースされる予定となっていた。 □Transmetaのホームページ(英文) (2002年7月19日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp] | I |
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