Transmeta、サウスブリッジを統合した「Crusoe TM6000」
~システムの小型/低消費電力化を実現し、2002年に1GHzで登場

10月15日(現地時間) 発表



 米Transmetaは15日(現地時間)、低消費電力x86互換CPU「Crusoe TM6000」を発表した。2002年第2四半期よりクロック周波数1GHzで出荷開始される予定。

 Crusoe TM6000は、1チップにシステムを集積させたプロセッサで、ノースブリッジに加えて、グラフィックやサウスブリッジを統合する。このことにより、従来のTM5800などのCrusoeプロセッサに比べて、1/3の基板スペースで収まり、より低消費電力化を実現できるという。

 同社のマーク・アレンCEOは、「われわれの顧客は、より低消費電力で高度に統合されたコストの安いソリューションを期待している。新しいCrusoeは軽量ノートPCやタブレットPCなどの薄く小型なデバイス、超高密度サーバーやx86ベースのネットワーク機器やプリンタ、セットトップボックスなどをターゲットにしている」と語っている。

□Transmetaのホームページ(英文)
http://www.transmeta.com/
□ニュースリリース(英文)
http://investor.transmeta.com/news/20011015-61663.cfm?&t=n

(2001月10月16日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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