ストレージデバイス展示会「データストレージEXPO」開催 |
会場:東京ビッグサイト
会場の入り口を入ってすぐの風景 |
会期は26~28日の3日間で、開催時間は10~17時(最終日は16時半まで)となる。同会場では、ソフトウェア開発環境展、データウェアハウス&CRM EXPO、組込みシステム開発技術展なども併催される。
本展示会は、RAIDディスクアレイシステムや、SAN、NASといった企業向けソリューションの展示が中心となっていた。
●アダプテックが国内初のiSCSI動作デモを実施
iSCSI動作デモの様子 |
デモに使用されたのは同社のiSCSIアダプタ「ASA-7211」。TCP/IPによるオーバーヘッドをすべてカード側で完全に処理(オフロード)する「ハードウェアTOE(TCP/IPオフロードエンジン)」を搭載したネットワークアクセラレータカード「ANA-7711」と併用することで、システムに負荷をかけることなく高速なネットワークストレージ環境を構築できるという。スループットは最大2Gbps。「ASA-7211」、「ANA-7711」ともに第3四半期より出荷開始される。
また、Ultra 320 SCSI対応アダプタや、RAIDカードのほか、ゼロチャンネルRAIDカードなども展示されていた。
□アダプテックジャパンのホームページ
http://www.adaptec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.adaptec.co.jp/news/pr020625.html
iSCSIアダプタ「ASA-7211」 | ネットワークアクセラレータカード「ANA-7711」 |
Ultra 320 SCSI対応カード「ASC-39320D」 | Ultra 320 SCSI対応RAIDカード「SCSI RAID 2120S」。バックアップ用のバッテリを装備していた |
●100/200GB対応のテープドライブ/メディア
「LTO Ultrium 1」は、高精度のサーボを使用し、記録幅を20μmにすることで1巻きで100GBを実現したテープカートリッジ。圧縮時の記録容量はは200GBとなる。2万回以上のロード/アンロードを保証し、テープ耐久性は100万ヘッドパスとなる。
マクセル製100GB(圧縮時200GB)対応テープメディア | 各社が対応ドライブを展示 |
●そのほか目に付いたもの
ユニテックス製CDメディアクラッシュ装置「UDC-200」。1分間に約20枚の処理が可能。一度の処理でメディアの両面に格子状の傷を付け、読み取り不可能にする。価格は39,800円 |
同ユニテックス製のUNIX対応DVD-R/RWライティングシステム「UDV-3030-UNIX」 | 日本ビクターはDVD-RAM/Rドライブ「MC-R422」を参考出品していた | パイオニアは、企業向けのDVD-R/RWディスクチェンジャーシステム「DRM-7000」を展示 |
(2002年6月26日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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