日立、ディスプレイ事業を分社化。新会社日立ディスプレイズを設立6月18日発表 株式会社日立製作所は、ディスプレイ事業を分社化し、2002年10月1日より新会社「株式会社日立ディスプレイズ」に移管することを発表した。 ディスプレイ事業の分社化については2月28日に発表されているが、6月18日開催の取締役会において、新会社の名称や詳細が決定した。取締役社長には現日立製作所ディスプレイグループ長兼CEOの米内史明氏が就任する。資本金は100億円で日立製作所の100%出資となる。従業員数は約7,000人で2003年度の売上高は2,280億円を見込んでいる。 日立製作所では、「ディスプレイ事業に関わる企画/開発/設計/製造から販売までを新会社に集約し、さらなる意思決定のスピードアップを実現することで、ディスプレイ専業メーカーとして安定的な高収益体制を確立し、グローバル事業の拡大と新事業の展開に積極的に取り組んでいく」と分社化の意義を説明している。
(2002年6月19日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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