東芝、ペイント機能搭載の光学2倍/201万画素小型デジカメ「sora T-20」
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| sora T-20 |
6月下旬発売
標準価格：オープンプライス
株式会社東芝は、タッチパネルを採用したコンパクトデジタルカメラ「sora T-20(PDR-T20)」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。
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| 本体カラーはピンク(左)、シルバー(中央)、シャンパンゴールド(右)が用意される |
香水ビンをイメージしたという縦型のデザインで、カラーはシルバー/ピンク/シャンパンゴールドの3色が用意される。ピンクとシャンパンゴールドは台数限定生産となるが、具体的な生産台数は未定としている。
200万画素/単焦点の従来モデル「sora T-10」とは異なり、アナログ方式のタッチパネルを採用したことで、撮影した画像に手描きの文字や絵を書き込める「ペイント機能」を搭載した。加工した画像は撮影した画像とは別ファイルで保存される。
また、画像再生時も、液晶下部で指をスライドさせることで画像送り/戻しができるほか、液晶を指でドラッグ操作することで画像のスクロールが行なえるなど、操作性が向上している。なお「sora T-10」は併売される。
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| 撮影した画像に文字や絵を書き込んだ状態。書き込まれた画像は別名で保存される |
書き込む太さは3種類、色は15色から選択できる |
光学2倍ズームレンズ(35mm換算38～76mm相当)を搭載し、1/2.7インチ有効201万画素の原色CCDを搭載する。シャッター速度は1/1,000～1/2秒。撮影距離は50cm～無限遠、マクロ時はワイド端10cm/テレ端27cm～無限遠。デジタルズームは2倍。
記録解像度は1,600×1,200/1,024×768/640×480ピクセル。記録フォーマットはJPEG(DCF、DPOF準拠)。Exif 2.2(Exif Print)に準拠する。動画撮影はできない。記録メディアはSDメモリーカードで、8MBのメディアが付属する。PCとのインターフェイスはUSB 1.1(マスストレージクラス)で、専用のUSBケーブルを介して接続する。
バッテリは専用の薄型リチウムイオンで、約120枚の連続撮影が可能(ストロボ100%発光/30秒に1枚)。本体背面に11.8万画素1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶を装備する。本体サイズは54×29.5×1088mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約170g(付属品は含まない)。ソフトウェアは画像管理ソフト「ACDSee」が付属する。
| 写真はすべて開発中のものです。実際の製品とは仕様が異なる場合があります |
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| 本体正面。前面のカバーをスライドさせると自動的にストロボがポップアップする |
本体背面。タッチパネルがデジタルタイプからアナログに変更され、視認性が向上している |
シャッターや電源スイッチを装備 |
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| 上からバッテリスロット、SDメモリーカードスロット、USBコネクタ(専用ケーブルを経由する) |
ACアダプタを接続した状態 |
PDAのように、タッチパネルの調整ができる |
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| 付属のソフトケースでカメラ本体の汚れを拭くことができる。インナーも同じ素材になっている |
ネックストラップは着脱式。着脱した先端部が尖っているため、スタイラスとしても利用可能 |
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| モバイルAVネットワーク事業部長 吉井二郎氏 |
発表会では、モバイルAVネットワーク事業部長 吉井二郎氏が「sora T-10は、20～30代を中心に販売され、男女比もほぼ半々だった。特に20代女性によく売れ、全体の約25%を占めている。今回発表のsora T-20も、20～30代の女性を中心にターゲットとした」と、sora T-20の位置付けを示した。
さらに、「我々のデジタルカメラ事業は他社と比べかなり後発だが、今年度はこのsora T-20を含め、およそ50万台の販売を見込んでいる。デジタルカメラ市場における当社の占める割合を増やしたい」と意気込みを語った。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_06/pr_j0501.htm
□関連記事
【2月22日】東芝、タッチセンサー搭載の201万画素デジカメ「sora T10」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0222/toshiba.htm
(2002年6月5日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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