COMPUTEX TAIPEI 2002会場レポート【ビデオカード編】Xabre、Savage XP、RADEON 8500XTなどを展示COMPUTEX TAIPEI 2002では、4月25日に発表されたSiSのビデオチップ「Xabre」(セイバー)を搭載したビデオカードを始め、初公開となるS3 GraphicsのSavage XP、ATI未発表のビデオチップ「RADEON 8500XT」を搭載したカードなども公開されている。 ■SiS Xabre搭載ビデオカードが各社から展示 会場では4月に発表されたSiSの新ビデオチップ「Xabre」を搭載するビデオカードが多数展示された。XabreはAGP 8Xに対応したXabre 400(250MHz)と、同じくAGP 8Xに対応したXabre 200(200MHz)、AGP 4Xに対応したXabre 80の3モデルが用意される予定だが、会場ではXabre 400やXabre 200を中心に展示されていた。
■S3 Graphics Savage XP搭載ビデオカードが初公開 Savage XPは、昨年のCOMPUTEX TAIPEIで開発表明がされていたS3の新ビデオチップ。Savage XPを搭載したビデオカードが公開されるのは今回が初めて。ハードウェアT&L機能が搭載されるなど、従来製品に比べて機能が強化されている。
■ATI未発表のRADEON 8500XTやTVチューナ内蔵型GeForce4 Ti4200など GIGABYTEからは、ATI未発表製品となるチップ「RADEON 8500XT」を搭載したビデオカード「RADEON 8500XT Ultra AP128D-H3」を展示・デモを行なっていた。RADEON 8500XTは、コアクロック/メモリクロックともに従来の275MHzから300MHzへ向上し、メモリ帯域幅は9.6GB/secとなる。展示されていたカードには大型のヒートシンクが取り付けられていた。 また、MSIからはTVチューナを内蔵したビデオカード「TV4200-VTP」(GeForce4 Ti4200)、「TV440-VTP」(GeForce4 MX440)なども展示されている。
□関連記事 (2002年6月5日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp] | I |
|