5月19日発売

標準価格：800,000円

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　京セラ株式会社は、35mm判フィルムと同じサイズのCCDを搭載したデジタル一眼レフカメラ「CONTAX N DIGITAL」の発売日を5月19日に決定した。

　「CONTAX N DIGITAL」は、CCDサイズが35mmフィルムと同じ36×24mmのため、35mm一眼レフ「CONTAX N」システムのレンズやアクセサリのほとんどを利用できるという特徴がある。価格は800,000円。2001年11月の発表時には、2月1日発売予定だったが、その後数度の発売延期を経て、今回5月19日の発売が決定した。

　発売日の決定にあわせて、本体仕様も若干変更されている。変更点は以下のとおり。

　・記録画素数：604万画素/3,008×2,008ドット(旧仕様 613万画素/3,040×2,016ドット)
　・撮影感度：ISO25～400(同ISO50～1600)
　・撮影ショット数：約300ショット(同500以上)
　・重量：1,000g(同990g)
　・彩度調整が可能になった

　記録画素数の変更については、有効画素数は従来どおり629万画素だが、CCD外側のデータが存在しない部分のデータは品質が低下する傾向があり、その部分を除外することにしたため、従来告知していた613万画素から604万画素になったという。

　撮影感度の変更については、低ノイズの高品質な画質を追求した結果、高感度側を制限することにしたという。また、彩度調整については、要望が多かったため追加したとしている。

□京セラのホームページ
http://www.kyocera.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2001/0111/CXND-j.html
□関連記事
【2001年11月15日】京セラ、高級デジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011115/kyocera.htm
【3月26日】京セラ、デジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」の発売を再延期
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0326/kyocera.htm

(2002年5月9日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]