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京セラ、高級デジタル一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」 |
価格:800,000円
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京セラ株式会社は、35mm判フィルムと同じサイズの有効629万画素CCDを搭載したデジタル一眼レフカメラ「CONTAX N DIGITAL」を2002年2月1日より発売する。価格はボディのみで800,000円。
同社の高級カメラブランド「CONTAX」の名を冠したデジタル一眼レフカメラで、2000年7月に発表、2001年春の登場が予告されており、ハイエンドユーザーの注目を集めていた。
PHILIPS製のCCDを搭載、原色フィルタを採用している。CCDサイズが35mmフィルムと同じ36×24mmなので、35mm一眼レフ「CONTAX N」システムのレンズやアクセサリのほとんどを利用できる。また、中判AFカメラ「CONTAX 645」用のレンズやアクセサリも利用可能。さらに、モアレを防ぐために従来の1/6の薄さのローパスフィルターを開発、装備する。
IEEE 1394ポート | 背面。液晶にヒストグラムを表示可能 | CONTAX N DIGITALを構える西口泰夫社長(左から2人目) |
記録メディアはCF Type 2でmicrodriveにも対応する(初期生産分の340MBmicrodriveには非対応)。また、PCへの画像転送用に6ピンのIEEE 1394ポートを備えている。
記録画素数は3,040×2,016ピクセルのみ。画像の記録形式はJPEG、非圧縮TIFF、RAWの3種。RAWデータをPC上で処理するソフトは別売となる。
本体背面には2.0型低温ポリシリコンTFT液晶を装備し、画像再生や各種設定などに利用できる。ヒストグラムの表示も可能。
そのほかの機能は35mmAF一眼レフ「CONTAX N1」の基本機能に準じており、MF/AFを自在に切り換え可能なデュアルフォーカスメカニズム、対角5点測距、ピント位置3段階自動ずらし機などを備える。また、最高秒間約3コマの撮影が可能。
電源は単3ニッケル水素電池4本で、500ショット以上の撮影が可能とされている。急速充電器とACアダプタも付属する。
□京セラのホームページ
http://www.kyocera.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2001/0111/1102-j.asp
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ビジネスシヨウ デジタルイメージングレポート
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(2001年11月15日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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