デル、ブレードサーバー市場に参入標準価格:未定
「PowerEdge 1655MC」は、ラックマウントサーバーの設置スペースに、最大6台まで設置可能な高さ3Uサイズの省スペース型ブレードサーバー。従来のサーバー製品と比べ、ハードウェアの購入や電源供給、システムの冷却などにかかるコストを抑えられるとしている。 CPUはPentium III 1.26GHzを最大2基搭載できる。メモリは最大2GB。HDDは最大2台(SCSI)。チップセットはServerWorks ServerSet LEを備え、64bit/66MHz PCIバスを装備する。また、Gigabit EthernetやハードウェアRAIDをオンボードで搭載する。 リモートでの電源やシステム管理を可能にする、リモート・アクセス・モジュールをオンボードで実装する。また、同社独自のシステム管理ソフト「OpenManage」も用意され、分散した数百台規模のサーバー・システムを同時に管理できる。 また同社は、ブレードサーバーよりフレキシビリティの高い次世代サーバー製品「ブリックサーバー」を提唱し、今後こうしたモジュラー型サーバー製品を拡充していく方針を明らかにした。
ブリックサーバーは、ラック密度や拡張性を向上させた製品と位置づけられており、エンタープライズアプリケーションやInfiniBandのような次世代アプリケーションをサポートしていくという。
□デルコンピュータのホームページ (2002年4月4日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp] |
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