ミノルタ、400万画素光学3倍コンパクトデジカメ
「DiMAGE F100」
~DiMAGE 7後継機「DiMAGE 7i」も発売

4月下旬 発売

連絡先:フォトサポートセンター
     Tel.0570-007-111


 ミノルタ株式会社は、400万画素CCD搭載のコンパクトデジカメ「DiMAGE F100」および500万画素一眼レフデジカメ「DiMAGE 7i」を4月下旬より発売する。価格はDiMAGE F100が88,000円で、DiMAGE 7iが155,000円。


■世界初自動追尾オートフォーカス搭載「DiMAGE F100」

シルバー インディゴブルー
標準価格:88,000円

 DiMAGE F100は、400万画素CCDを搭載した光学3倍ズーム、コンパクトタイプのデジカメ。“F”はFashion、Function、Futureなどを表す。シルバーとインディゴブルーの2つのカラーバリエーションが用意される。

 本体サイズはレンズ収納時で、111×32×52.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約185g。同社では、「コンパクトさやデザインを追及しながらも、高画質/高機能を実現した、DiMAGE Xよりワンランク上の位置づけとなる製品」としている。

 「自動追尾AF」と「フルオートデジタル撮影シーンセレクター」機能を搭載し、それぞれレンズ一体型デジタルカメラおよびデジタルカメラでは世界初の搭載としている。

 自動追尾AFは、移動する被写体にあわせてフォーカスが自動追尾する機能。フォーカスエリア内で被写体が移動すると、AFが自動追尾し、自動的にピントを合わせる。フォーカスが自動追尾する様子は液晶モニター状にリアルタイムで表示され、今どの場所にフォーカスがあっているのかが視覚的に確かめられるようになっている。

 フルオートデジタル撮影シーンセレクターは、カメラが撮影状況からシーンを自動的に判別し、そのシーンに応じたフィルタリングを行なう機能。シーンには、ポートレート/スポーツ/風景/夕景/夜景/一般的なシーンの6つがあり、ユーザーが操作を行なう必要なく、シーンに応じて色合いなどが自動的に調整される。

 搭載CCDは、1/1.8インチ補色フィルター付きの有効395万画素インターラインCCDで、レンズは、光学3倍ズーム「GTレンズ」(7.8~23.4mm 35mm換算38~114mm F2.8~F4.7)を搭載する。デジタルズームは2.5倍。記録解像度は、2,274×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEGとTIFF。320×240ピクセルQuickTime Motion JPEG形式での動画撮影(音声つき)にも対応する。

 記録メディアはSDメモリーカードとMMCに対応し、16MBのSDカードが付属する。バッテリは単3ニッケル水素電池×2もしくはCR-V3。PCとのインターフェイスはUSB 1.1。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XPおよびMac OS 8.6~9.2.2/Mac OS X 10.1~10.1.3。

電源オン/オフ時の比較
背面 上面
赤で示された四角が現在のフォーカスポイント(左の写真)。フォーカスポイントは右の写真にあるように、センターとその上下左右の計5箇所。被写体が移動すると、赤い四角がリアルタイムで移動する。なお、フォーカスポイントは手動で固定することもできる。手動モードでは右の写真のように青い四角で示される。

□ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/press02/dp/02-03-19-2_j.html
□製品情報
http://www.dimage.minolta.co.jp/f100/
□関連記事
【1月9日】ミノルタ、厚さ20mmの光学3倍ズームデジカメ「DiMAGE X」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0109/minolta.htm


■500万画素CCD、7倍ズームレンズ搭載一眼レフデジカメ「DiMAGE 7i」

標準価格:155,000円

 DiMAGE 7iは、DiMAGE 7の後継となる機種で、有効500万画素CCD搭載の一眼レフデジカメ。基本的な外観やスペックは前モデルを踏襲しながら、随所で改善が図られている。

 AFが前モデルと比較して約2倍に高速化された点をはじめとして、シャッター速度の高速化、ワイド端でのマクロ対応、液晶モニターの視認性向上、本体グリップやカーソルキーの改良といった改善が施されている。

 また、本モデルより新たに、リアルタイムヒストグラム表示機能、フォーカシングスクリーン(方眼)表示機能、露出/彩度/コントラスト/カラーの調整を行なうデジタルエフェクト機能、ナイトムービー機能などが追加された。

 CCDは、有効画素数495万画素の2/3インチ原色フィルターCCDで、レンズは13群16枚からなる7倍ズームレンズ(7.2~50.8mm 35mm換算28~200mm F2.8~F3.5)「GTレンズ」を搭載する。

 記録解像度は、2,560×1,920/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEGとTIFFおよびRAW。320×240ピクセルQuickTime Motion JPEG形式での動画撮影にも対応する。

 記録メディアはCF Type2で、microdriveにも対応する。また、CFモデム/PHSカードを接続して、カメラ単体でデータを送信することもできる。バッテリは単3電池×4(ニッケル水素推奨)。PCとのインターフェイスはUSB 1.1。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPおよびMac OS 8.6~9.2.2/Mac OS X 10.0~10.1.3。

 本体サイズは117×112.5×90.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約525g。

3方向からの写真。右側面にも操作ボタンが多く並ぶ
液晶モニター上の真ん中のピンク色の部分がリアルタイムヒストグラム こちらはプレビュー時の模様。プレビュー時はフルスクリーンとヒストグラムを含めたデータ+サムネイル表示に切り替えられる

□ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/press02/dp/02-03-19-1_j.html
□製品情報
http://www.dimage.minolta.co.jp/d7i/
□関連記事
【2001年5月23日】ミノルタ、524万画素7倍ズーム機をはじめデジカメ4機種を一斉に投入
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010523/minolta.htm

□ミノルタのホームページ
http://www.minolta.com/japan/
□関連記事
【3月15日】プロカメラマン山田久美夫のCeBIT 2002 Hannover レポート
キヤノンの新IXY DIGITALやミノルタの小型400万画素機が登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0315/cebit05.htm

(2002年3月19日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.