日本IBM、ATOKと連動した高精度の音声入力ソフト |
標準価格:15,800円
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日本アイ・ビー・エム株式会社は、日本語音声入力ソフト「ViaVoice with ATOK15」を4月5日より発売する。価格は15,800円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000(SP2)/XP。
音声認識エンジンは既存の「ViaVoice V9」と同じものを採用した。入力したい箇所にカーソルを移動し、「Shift」もしくは「Ctrl」キーを押すだけで音声入力が可能なため、専用のウィンドウを表示することなくほぼすべてのWindowsアプリケーションに対応する。
日本語変換部分は、ジャストシステム製の日本語変換システム「ATOK15」の変換エンジンと連動することで、精度の高い日本語変換が行なえる。音声入力をスムーズに行なえるのが特徴。また、USBアダプタ付きのヘッドセットマイクが付属する。
「インターネットディスク」サービスを含めた、ATOK15のフル機能が使用できる。句読点の自動挿入や、単語登録と同時に音声辞書に登録することもできる。
音声入力は、認識結果が未確定状態で表示される「音声候補モード」、認識結果をいったん平仮名に戻し、ATOK15の変換機能を使って漢字変換する「音声タイプモード」、認識結果をそのまま確定状態で表示する「ダイレクトモード」の3つのモード備え、使用目的に応じて選択できる。
文字入力に特化したことで「ViaVoice V9」と比べ動作が軽くなっているが、Windowsの音声操作機能(カーソルの移動や、Officeアプリケーションの操作など)や音声入力専用ワープロソフト「SpeakPad」などは付属しない。
読み上げ機能に対応し、音声入力した結果を合成音声で読み上げることができる。また、ICレコーダや音声データからの読み込みにも対応する。対応する音声データはWAV(22.050kHz、16bit、モノラル)/dss(オリンパス製ICレコーダ)/dvfとmsv(ソニー製ICレコーダ)など。
□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2002/03181
□製品情報
http://www.ibm.com/jp/voiceland/products/ATOK/
□関連記事
【2001年11月6日】日本IBM、Windows XPに対応した「ViaVoice Version 9」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011106/ibm.htm
【2001年12月19日】【Newpro】ViaVoice for Windows Premium Version 9 日本語版
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011219/newpro.htm
(2002年3月18日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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