東芝、有効322万画素/光学3倍ズームの小型軽量デジカメ

3月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社東芝は、光学3倍ズーム、有効322万画素CCDを搭載した小型デジタルカメラ「Allegretto 3310(PDR-3310)」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

 ボディは、ステンレス合金を採用した小型軽量デザイン。本体サイズは91×31.5×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約175g(メディア、バッテリなどを除く)。

 1/1.8インチ、原色フィルターを採用した有効322万画素のCCDを搭載する。レンズは光学3倍ズーム搭載で、35mm換算35~105mm。絞りは、固定(2.8/9.6)、自動。シャッター速度は1/2,000~1秒のほか、長時間露出撮影用に2/4/8秒も選択できる。撮影距離は55cm~無限遠、マクロ撮影時は12~55cm。

 記録画素数は2,048×1,536/1,024×768ピクセル。記録形式はJPEG(Exif Ver.2.1/DCF/DPOF)。動画撮影も可能で、記録サイズは320×240ピクセル(15fps)、記録時間は最長15秒、記録形式はAVIでコーデックはMotion JPEG。なお音声は記録できない。

 記録メディアはSDメモリーカード(256MBまで)/MMC(128MBまで)で、16MBのSDメモリーカードが付属する。PCとの接続インターフェイスはUSB 1.1を装備し、マスストレージクラスに対応する。

 液晶は1.5インチのポリシリコンTFTを装備。また、ビデオ出力端子を備える。バッテリはリチウムイオンで、撮影枚数は液晶ON時が約100枚、OFF時が約150枚。


モバイルAVネットワーク事業部 吉井二郎氏
 「Allegretto 3310」の発表に合わせて、都内で製品発表会が行なわれた。

 モバイルAVネットワーク事業部 吉井二郎氏は、「デザイン性を重視し、見た目の品位にこだわる20代以上の男性や、初心者向けカメラでは物足りなくなった買い替えユーザーをターゲットにした。SDメモリーカードを採用したことで小型軽量化されたボディは携帯性に優れる」と、コンセプトを語った。

写真は開発中のものです。実際の製品とは仕様が異なる場合があります
電源を入れると自動的にレンズ部とストロボ部が出てくる レンズを収納した状態 本体背面
SDメモリーカードスロットを装備 本体上部。向かって左から、ストロボ部、電源スイッチ、シャッタースイッチ 本体底部。三脚座は隅に装備

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_03/pr_j0501.htm
□Allegrettoのホームページ
http://www.toshiba.co.jp/mobileav/camera/allegretto/index_j.htm
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【2月25日】PMAショー前夜祭「DIGITAL FOCUS」レポート
~コダック/東芝の新型デジカメやPhotoshop 7.0が登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0225/pma01.htm
【2月20日】京セラ、世界最軽量の有効395万画素デジタルカメラなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0220/kyocera.htm

(2002年3月5日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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