2001年PC出荷は、ソニーとデルが躍進
~ノートは富士通が首位に

2月28日 発表



 IDC Japan株式会社は、2002年の国内PC市場出荷実績を発表した。

 2001年通期(1月~12月)の出荷台数は約1,336万台で、対前年比5.4%減。製品別ではデスクトップPCが約628万台で対前年16.5%減なのに対し、ポータブル(ノートPC)が約670万台と対前年6.7%増となり、初めてポータブルがデスクトップを越えた。

 また、2002年の対前年比6.2%減の出荷台数は1,253万台と予測している。

国内パソコン市場出荷台数推移 2001年国内パソコン市場ベンダーシェア
出典:IDC Japan,2/2002

 ベンダー別では、デルコンピュータが対前年39.5%増の急成長を遂げ、8位から6位に上昇。ソニーも対前年22.6%増で4位から3位へ上昇した。逆にNEC、富士通、日本IBM、コンパック、アップルなどがシェアを落とした。上位5社はNEC、富士通、ソニー、日本IBM、東芝。

 ソニーとデルの好調ぶりが顕著に現われているのはデスクトップの分野で、ソニーが6位から3位に、デルが7位から4位へと上昇している。上位5社はNEC、富士通、ソニー、デル、日本IBM。

 ポータブルでは、富士通がNECを抜いて首位となった。上位5社は富士通、NEC、ソニー、東芝、日本IBM。

 同様の調査は15日に、ガートナージャパンからも発表されており、それによれば、NECと富士通が同率首位となっている。ガートナージャパンの調査による上位5社は、NEC、富士通(同率首位)、ソニー、日本IBM、東芝となっている。


□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□ニュースリリース
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□関連記事
【2月15日】2001年の国内PC出荷台数は対前年比7.8%減の1,284万台
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0215/gartner.htm

(2002年3月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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