東芝、1.8インチHDDを搭載した世界最薄14.9mmのB5ノート
~超低電圧版モバイルPentium III-M 750MHzや無線LANを搭載

DynaBook SS S4/275PNHW

2月8日より順次発売

標準価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、薄さ14.9mm(最薄部)と世界最薄のB5ノートPC「DynaBook SS S4/275PNHW」を2月8日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition。

 液晶は12.1インチ低温ポリシリコン(1,024×768ドット)で、CPUには、本日インテルが発表した超低電圧版Pentium III-M 750MHzを採用した。メモリは256MB(最大512MB)で、同社が開発した20GB容量の1.8インチHDDを搭載する。チップセットはTrident Cyber ALADDiN-T/ALi M1535Bでビデオ機能はチップセット内蔵(16MB)。

ボディカラーはLibrettoと共通のもの

 ボディにはマグネシウムとアルミを採用。筐体は液晶部の外装から側面部を一体成形した「バスタブ構造」を利用して設計されている。本体サイズは289×229×14.9~19.1mm(幅×奥行き×高さ)で、同社では、厚み14.9mmは、12.1インチ液晶搭載のノートPCでは世界最薄としている。重量は約1.19kg。

 100Base-TX対応Ethernetのほか無線LANも内蔵する。Type 2 PCカードスロットやSDメモリーカードスロットを搭載し、外部ディスプレイ出力(D-Sub 15ミニピン)やV.90モデム、IrDA、USB×2も装備する。キーボードは、キーピッチ19mmのものを採用し、ポインティングデバイスはタッチパッドとなっている。

 本体底面に装着する大容量バッテリ(PABAL007 標準価格:30,000円)もオプションで用意され、バッテリ駆動時間は標準バッテリ利用時で2.0~2.8時間(JEITA測定法 約2.5時間)、大容量バッテリ利用時約6.5~8.8時間(同約8時間)。

 また、同様の筐体を利用し、メモリ容量やOSを変更した企業向けモデル「Dynabook SS 2000 DS75P/2」も2月上旬から発売される。搭載メモリが128MB(最大384MB)となり、OSはWindows 98 SE/2000が用意される。価格は268,000円~。

無線LAN用のON/OFFスイッチやType2 PCカードスロット×1を装備 キーピッチは19mm 液晶は低温ポリシリコン

SDメモリーカードスロットを搭載 モデム、Ethernet、USB×2を背面に装備 HDDは1.8インチ20GB容量のものを採用している

シャープ「MURAMASA」やThinkPad X22と比較 最薄部16.6mmのシャープ「MURAMASA(PC-MT1-H1/H1S)」(上)との比較 厚さ30.2mmのThinkPad X22(下)との比較

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_01/pr_j2101.htm
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/ss_c/020121s4/index_j.htm
□関連記事
【1月17日】東芝、20GB容量の1.8インチHDD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0117/toshiba1.htm
【1月21日】インテル、低電圧版Pentium III-M 866MHzなどモバイル向けCPU7種
~超低電圧版Pentium III-Mも750MHzに
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0121/intel2.htm

(2002年1月21日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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