アイ・オー、D-VHSの取り込み/書き込みに対応したIEEE 1394カードなど

1月下旬より順次発売

標準価格:24,000円(GV-DVC3/PCI)
      8,300円(1394-PCI3/DVC)
      5,800円(1394-PCI3)


 株式会社アイ・オー・データ機器は、D-VHSのキャプチャに対応した「GV-DVC3/PCI」などPCIバス用IEEE 1394カード3モデルを1月下旬より順次発売する。


■D-VHSからのキャプチャに対応した「GV-DVC3/PCI」

GV-DVC3/PCI

 「GV-DVC3/PCI」は、D-VHSのキャプチャに対応したPCIバス用IEEE 1394カード。1月下旬より発売され、価格は24,000円。

 付属のD-VHSキャプチャユーティリティ「D-VHS Cap」を利用して、IEEE 1394接続したD-VHSデッキ中のD-VHSテープに記録されたMPEG-2データをキャプチャできるのが特徴。また、MPEG-2データの書き戻しにも対応する。

 なお、D-VHSデッキの種類によって、書き戻すMPEG-2ファイルを、付属の「Media Studio Pro 6.0 Basic VE With Power up Kit」とプラグイン「Panasonic DS MPEG PlugIn for Ulead」で作成しなくてはいけなかったり、ビットレートに関係なくHSモードで記録される、といった制限がある。

 対応するD-VHSデッキはビクターの「HM-DH30000」などで、アイ・オー・データのホームページで対応状況を公開している。

 なお、BSやCSをデジタル記録したデータのキャプチャは行なえないほか、D-VHSからのキャプチャ/書き戻しはWindows XP上でのみ可能となっており、他のOS上では利用できない。

 また、DVキャプチャソフト「DVworks」を利用して、リアルタイムでDVからAVIやMPEG-2/1、WMV形式でキャプチャできる。また、MPEGエンコード処理が追いつかない場合は、その部分をディスクにバッファリングする機能を搭載し、バッファリングされたデータは、キャプチャ終了後に追加エンコードされる。そのため、同社では「CPUパワーの低いマシンでも、最短時間でコマ落ちのないMPEGファイルを作成できる」としている。

 ソフトウェアは、DVDオーサリングソフト「MyDVD」やフォトレタッチソフト「PhotoImpact 6 SE」などが付属する。D-VHSキャプチャ以外の対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。


■Low Profile対応の「1394-PCI3」

1394-PCI3

 また、Low Profile対応のPCIバス用IEEE 1394カード「1394-PCI3」も2月上旬より発売される。価格は5,800円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 外部3ポート、内部1ポート(外部1ポートと排他利用)を備えたIEEE 1394インターフェイスカードで、Low Profile PCI用のブラケットも付属する。

 また、「1394-PCI3」にDVキャプチャソフトなどが付属する「1394-PCI3/DVC」も2月上旬より発売される。価格は8,300円。DVキャプチャ/編集ソフト「Ulead VideoStudio 5 SE j」と3Dタイトル作成ソフト「Ulead COOL 3D」が付属する。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース(GV-DVC3/PCI)
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200201/006a.htm
□ニュースリリース(1394-PCI3・1394-PCI3/DVC)
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200201/007a.htm
□関連記事
【Keyword】D-VHS
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000907/key134.htm#D-VHS

(2002年1月17日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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