Intel、2001年決算を発表。通年純利益は70%減の36億ドル

代表取締役社長のジョン・アントン氏
1月16日発表



 米Intelは、2001年第4四半期および2001年通年の決算を発表した。第4四半期の純利益は9億9,800万ドル(対前年比62%減)、1株あたりの利益は15セント。2001年通年の売上高は265億ドル(同21%減)、純利益は36億ドル(同70%減)となった。1株当たりの利益は52セント(対前年70%減)。

 これにともない日本法人のインテル株式会社は16日、決算説明会を行なった。代表取締役社長のジョン・アントン氏は、「第4四半期は市場は低迷していたものの、シェアをのばすことができた。力を入れているPentium 4の出荷も伸びている」と報告した。

 来年の予算については、「2002年の研究開発費は41億ドル(2001年は38億ドル)、設備投資は55億ドル(同73億ドル)。設備投資は0.13μmプロセスと300mmウェハが中心となる。一見、設備投資が減ったようにみえるが、工場の建家などの投資は終了しており、実質的には減少していない」とした。

 また、収益の構造について「Intelの収益の80%がPC関連製品、うち80~85%がCPU、さらにそのうち80~85%がデスクトップPC用のCPUである。CPU以外のPC関連製品はチップセットなどだ」と述べた。


□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20020115corp.htm?iid=Homepage+Update_020115&
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020116a.htm

(2002年1月16日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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