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3分動画で分かる Microsoft Office の新機能

【第6回】地理データから簡単にマップを作成できる Excel の新機能

 このコーナーでは、Microsoft Office 2016 の各アプリケーションやサービスの新機能を紹介します。Office 2016 は、2015年9月に発売されましたが、以降、さまざまな機能追加や改善がなされています。Office Premium 搭載PCか Office 365 Solo を使っている人は、自動的にそれらが利用可能となります。

 第6回目は、Excel の新機能をご紹介します。

※一部、Insider Preview利用者のみ先行利用可能なものも含まれます。また、Office 365 は常時アップデートされているため、対応アプリや、内容について、更新されている場合があります。

操作方法は動画をご参照ください

データのマップへの変換

 データに国名や県名などの地理データが含まれるとき、データから簡単にマップを作成できます。

 リボンから[挿入]→[マップ]→[塗り分けマップ]と選択します。これで自動的にマップが生成されます。マップをダブルクリックして、[グラフ エリアの書式設定]から[系列]→[系列のオプション]と選ぶと、マップの投影、領域、ラベルの表示方法をカスタマイズできます。

 このような簡単な手順でプロフェッショナルな視覚エフェクトを作り出せます。

 なお、新しいマップを作成したり、既存のマップにデータを追加したりするには、オンライン接続が必要です。

数式オートコンプリート機能の向上

 Excel では、数式オートコンプリート機能が向上しています。式の名前の一部しか覚えていない場合、Excel は、文字列の先頭から完全に一致するものだけでなく、入力された全ての文字と部分的に一致する全ての文字列を返します。

 例えば、[数式バー]に「=cos」と入力すると、前方一致する「COSH」、後方一致する「ACOS」だけでなく、「ACOSH」も候補に表示されるため、楽に数式を入力できます。