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3分動画で分かる Microsoft Office の新機能
【第2回】Office アプリを手書きで活用する
2017年2月15日 06:00
このコーナーでは、Microsoft Office 2016の各アプリケーションやサービスの、新機能を紹介します。Office 2016は、2015年9月に発売されましたが、以降、さまざまな機能追加や改善がなされています。Office Premium搭載PCかOffice 365 Soloを使っている人は、自動的にそれらが利用可能となります。
第2回目は、手書きを活用した新機能をご紹介します。
※一部、Insider Preview利用者のみ先行利用可能なものも含まれます。また、Office 365は常時アップデートされているため、対応アプリや、内容について、更新されている場合があります。
1. 自然なジェスチャで編集する
対応アプリ: Word
リボンの[描画]タブで[インクエディター](デジタイザではなくタッチ操作の場合は[タッチして描画する]も)を選択します。この状態で、選択したいテキストを手書きの丸で囲むと、単語や文章、段落を選択できます。書式設定ツールバーが表示されるので、テキストのフォントやスタイルをすぐ変更できます。
テキストの一部や全体に対して、横線や斜め線を引くと、その箇所を削除できます。テキストを削除しない場合は、[元に戻す]を選択します。
[ペン]グループから蛍光ペンを選択し、テキストに蛍光ペンを引くと、そのテキストがマーカー色で強調表示されます。
2. 図形認識
対応アプリ: PWord、Excel、PowerPoint
タッチやペンに対応したPCでは、描画を図形に自動的に変換できます。リボンの[描画]から[図形に変換](デジタイザではなくタッチ操作の場合は[タッチして描画する]も)を選択する状態で、フリーハンドで図形を描くと、きれいな円形、三角形、矩形などを描けます。
図形の形が思い通りでない場合は、(デジタイザではなくタッチ操作の場合は[タッチして描画する]の選択を解除し)図形をタッチすると、修正や、回転、拡大/縮小などができます。
3. インクの再生
対応アプリ: Word、Excel、PowerPoint
リボンの[描画]から[インクの再生]を押すと、手書き入力を最初から最後まで再生できます。頭出しボタンを押し、前方や後方に再生して、一手ずつ再生したり、逆再生したりもできます。文章に手書きの注釈を入れた場合など、順を追って説明したり、流れを分かりやすく示したりできます。