特集
3分動画で分かる Microsoft Office の新機能
【第1回】クラウドを通じて共有、共同作業ができる Office
2017年2月8日 06:00
このコーナーでは、Microsoft Office 2016 の各アプリケーションやサービスの新機能を紹介します。Office 2016 は、2015年9月に発売されましたが、以降、さまざまな機能追加や改善がなされています。Office Premium 搭載PCか Office 365 Solo を使っている人は、自動的にそれらが利用可能となります。
第1回目は、クラウドを通じた、共有、共同作業の新機能をご紹介します。操作方法などは、動画を参照ください。
※一部、Insider Preview利用者のみ先行利用可能なものも含まれます。また、Office 365 は常時アップデートされているため、対応アプリや、内容について、更新されている場合があります。
1. 新しい送信オプション
対応アプリ: Excel、PowerPoint、Word
ワークシートの領域を離れなくても、[共有]ウインドウからドキュメントを添付ファイルまたはPDFファイルとして送信できます。Officeアプリのリボン右端にある[共有]を押し、[共有」ウインドウの最下段にある[添付ファイルとして送信]を押します。
[コピーの送信]を押すと、既定のメールアプリ(あるいはOutlook)が起動し、添付ファイルとして送信できます。
[PDFを送信]を押すと、同様にそのファイルをPDF化して添付ファイルと送信できるため、Officeを持っていない人に送る際に好適です。
2. 他のユーザーとリアルタイムで編集作業
対応アプリ: PowerPoint
PowerPoint は、OneDriveに保存し、他のユーザーと共有したファイルに対して、そのユーザーとリアルタイムで同時に編集を行なえます。
他のユーザーが作業した場所を確認し、入力が行なわれているときに変更箇所が表示されます。プレゼンテーションに対して他のユーザーと共同で作業している場合、プレゼンテーションに対して作業を行なっているユーザーだけでなく、それぞれのユーザーが作業しているスライドも確認することができます。
ファイルに修正が加えられる度に、OneDrive でバージョン履歴が保存され、OneDrive から前のバージョンを開くことができます。OneDrive for Business 利用者の場合は、Office アプリのリボン右端の[アクティブティ]ボタンを押して、過去の全てのバージョンを一覧表示できます。