イベントレポート
GIGABYTE、デスクトップとしても使える“3-in-1”ノートを発表
(2014/1/9 18:21)
GIGABYTEは、液晶を水平に180度回転できるヒンジを備え、クラムシェルノート、タブレットとして利用できる2-in-1タイプのモバイルノート「U21MD」を発表した。特徴は、専用のドッキングステーションを備え、本体を取り付けることでデスクトップPC相当としても利用できる点。GIGABYTEは、この特徴により、U21MDを“3-in-1”ノートと呼んでいる。
ノートPC自体は、2012年12月に日本でも発表された、コンバーチブル型Ultrabook「U2142」に近いデザインとなっている。液晶部は、中央部分に水平方向に180度回転するヒンジを備え、液晶を水平に回転させることでクラムシェルスタイルとタブレットスタイルに変形させて利用できる。
そして、U21MDをドッキングステーションに取り付ける場合には、液晶を閉じた状態で縦方向にドッキングさせることになる。U21MDとドッキングステーションは、専用コネクタで接続され、ドッキングステーションに用意されているHDMI出力に外部ディスプレイを接続し、キーボードとマウスを接続すれば、デスクトップPC同様に利用できる。ドッキング時にはU21MDの液晶は使えないが、デュアルディスプレイ環境で利用したい場合には、ドッキングステーションを利用せず、U21MDの映像出力に外部ディスプレイを接続すればいい。
本体サイズは、298×226.4×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.39kg。内蔵ストレージにHDDを搭載する場合には、1.49kgとやや重くなる。液晶は11.6型で、表示解像度は1,366×768ドット。CPUはCore i5-4200U(1.6~2.6GHz)、またはPentium 3558U(1.7GHz)を採用。内蔵ストレージは、最大256GBのSSD、または256GBのSSDと1TBのHDDの同時搭載が可能。
側面のインターフェイスは、左側面にUSB 2.0、HDMI出力、USB 3.0×2、専用のドッキングコネクタ。後部にSIMカードスロットとアナログRGB出力、Gigabit Ethernet、右側面にSDカードスロット、USB 2.0などを備える。
ドッキングステーションには、後方にHDMI、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、前方にUSB 3.0を備える。また、ドッキングステーションにはステレオスピーカーを内蔵している。
無線機能は、無線LAN、Bluetooth 4.0に加え、ワイヤレスWANも搭載可能とのこと。キーボードはアイソレーションタイプで、キーボードバックライトの搭載も可能となっている。
発売時期は未定だが、今年中に発売する予定とのこと。価格は未定だ。