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カシオ、英語の発音チェック機能を強化した電子辞書「EX-word」15機種
~デジタル英単語帳もコンテンツを拡充
(2015/1/8 16:01)
カシオ計算機株式会社は、英語の対話力向上に繋がる機能を拡充した電子辞書「EX-word」シリーズの新モデル15機種を1月23日より順次発売する。また、収録された英単語コンテンツや、電子辞書と連携できるデジタル英単語帳「EX-word with」シリーズにも、収録コンテンツを拡充した新機種を発売する。価格は全てオープンプライス。
電子辞書の15機種には、対話形式のネイティブ発音と文章を収録しており、相手の台詞に答えるように発音/録音して繰り返し練習ができる「英会話スキット・トレーニング」を搭載。また、「リーダーズ英和辞典」収録モデルでは、英単語のネイティブ発音の収録数が約10万語から約20万語へ拡充された。
また、従来モデルにあった2.2型のサブ液晶を廃する代わりにキーボード面積を約30%拡大。タッチペンを本体上部に収納することですぐに取り出せるようにするなど、デザインも新しくなっている。
ラインナップは学生向け2機種、生活・ビジネス系3機種、外国語系9機種、専門系1機種。ハードウェアは共通で、528×320ドット対応5型Blanview液晶、Micro USB、microSDカードスロット、音声出力などを装備。本体内蔵メモリは100MB。
電源は単3形電池×2。アルカリ乾電池での連続表示時間は約180時間。本体サイズは148×105.5×18.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約265g。
学生向け
高校生モデルの「XD-K4800」は、「オーレックス英和辞典」や「ウィズダム英和辞典」など、170コンテンツを収録。本体色はホワイト、ブラック、ライトピンク、オレンジ、イエロー、ライトブルーの6色で、オレンジ、イエロー、ライトブルーの3色はドット柄をあしらった新デザインを採用する。発売は1月23日。店頭予想価格は41,000円前後の見込み。
中学生モデルの「XD-K3800」は、「エースクラウン英和辞典」、「NHKラジオ 基礎英語1~3」など、160コンテンツを収録。本体色はホワイト、ブラック、ライトピンクの3色。発売は1月23日。店頭予想価格は36,000円前後の見込み。
生活・ビジネス系
プロフェッショナルモデルの「XD-K18000」は、「ロングマン現代英英辞典」、「リーダーズ英和辞典」など、200コンテンツを収録。本体色はダークメタリックブルー。発売は2月13日。店頭予想価格は62,000円前後の見込み。
生活・教養モデルの「XD-K6500」は、「薬の手引き」、「角川俳句大歳時記」など、120コンテンツを収録。本体色はホワイト、ブラック、レッド、シャンパンゴールドの4色。発売は1月23日。店頭予想価格は36,000円前後の見込み。
ビジネスモデルの「XD-K8500」は、「TOEICテスト新公式問題集」、「ジーニアス英和大辞典」など、170コンテンツを収録。本体色はホワイト、ブラック、レッド、ブルーの4色。発売は1月23日。店頭予想価格は41,000円前後の見込み。
外国語系、専門系
外国語系は、英語モデル「XD-K9800」、ドイツ語モデル「XD-K7100」、フランス語モデル「XD-K7200」、中国語モデル「XD-K7300」、イタリア語モデル「XD-K7400」、スペイン語モデル「XD-K7500」、韓国語モデル「XD-K7600」、ロシア語モデル「XD-K7700」、ポルトガル語モデル「XD-K7800」の9機種。いずれも2月13日発売。
英語モデルのみ170コンテンツを収録して、店頭予想価格は49,000円前後。ほかのモデルは100コンテンツ収録で、店頭予想価格は46,000円前後の見込み。本体色は全てホワイトで、加えて英語モデルにブラック、中国語モデルにブルーも発売される。
このほか、専門系製品として「理化学事典」や「理化学英和辞典」など、170コンテンツを収録する「XD-K9850」をは、2月13日に発売する。本体色はブラック。店頭予想価格は49,000円前後の見込み。
デジタル単語帳
収録されたコンテンツや、電子辞書に収録されている「ジーニアス英和辞典」から選別した英単語を転送して、英単語学習を行なえる“デジタル英単語帳”の新製品として、「XC-K40」も1月23日に発売される。店頭予想価格は7,500円前後の見込み。
従来は1コンテンツだった収録コンテンツを、10コンテンツへ拡充。「英単語ターゲット1900」、「キクタン」、「ユメタン」などが収録される。
従来モデルから本体形状が変更され、サイズは68.5×68×16.1mm(同)と正方形に近い形状となった。重量は約75g。本体色はホワイトとブラックの2色。
ディスプレイも168×64ドット表示対応の2.2型となり、画面サイズは同等ながら高解像度化している。電源は単4系電池×1で、アルカリ乾電池使用時の連続表示時間は約100時間。