ニュース
カシオ、電子辞書からデータ転送できる“デジタル単語帳”
~録音機能や教科書フォント搭載のEX-wordシリーズ16機種を発表
(2014/1/15 17:07)
カシオ計算機株式会社は、ネイティブ発声と自分の声を聞き比べて発音練習ができる機能などを追加した電子辞書「EX-word」(エクスワード)シリーズ16機種を1月24日より順次発売する。また、英単語コンテンツを収録し、電子辞書との連携が可能な2.3型液晶搭載の“デジタル単語帳”「EX-word with」シリーズをオプションに追加した。
EX-wordシリーズの新ラインナップは、録音が可能なマイクを搭載。ネイティブの音声を聞いたあとに自分の発音を録音し、聞き比べながら練習することが可能になった。また、特に漢字学習時に“トメ・ハネ・はらい”が分かりやすいことが利点となる教科書体フォントを収録する。
さらに、高校生向けおよび中学生向けモデルのオプションとして、デジタル単語帳「EX-word with」2モデルを新たに用意。2モデルとも、発売は1月24日、店頭予想価格は5,000円前後の見込み。
128×48ドット対応の2.3型モノクロ液晶を搭載したデバイスで、収録された英単語コンテンツのほか、電子辞書に収録されている「ジーニアス英和辞典」から自身で単語を選別したオリジナルの単語帳を転送することも可能。ヘッドフォン出力も搭載し、音声の聞き取りにも対応する。
電源は単4形乾電池×1(eneloop、EVOLTA対応)で、アルカリ乾電池使用時の連続表示時間は約100時間。本体サイズは86.5×51.2×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約65g(電池含む)。
EX-word withの高校生向けモデル「XC-U40」は、コンテンツとして「英単語ターゲット1900」を収録。本体色はホワイト、ブラック、ビビッドピンクの3色。「EX-word XD-U4000」番台との連携に対応する。
中学生向けモデルの「XC-U30」は「英単語ターゲット1800」を収録。本体色はホワイト。「EX-word XD-U3000」番台との連携に対応する。
EX-wordの新製品は、学生向けモデル3機種、生活・ビジネス系3機種、外国語系9機種、専門系1機種の計16機種。
ハードウェアは、528×320ドット対応5型Blanview液晶と、240×96ドット対応2.6型サブ液晶のツインパネル仕様で、いずれもタッチ操作に対応。落下/加圧/振動の衝撃を吸収するTAFCOT設計を採用する点も従来モデルを継承。
インターフェイスはMicro USB、microSDカードスロット×2、音声入出力。本体内蔵メモリは約100MB。
電源は単3形乾電池×2(eneloop、EVOLTA対応)。アルカリ乾電池での連続表示時間は約130時間。本体サイズは148×105.5×15.7~18.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約280g(電池含む)。
高校生向けの「XD-U4800」は、「ウィズダム英和/和英辞典」など150コンテンツを収録。本体色はブラック、ホワイト、ビビッドピンク、ブルー、オレンジ、グリーンの6色。発売は1月24日。店頭予想価格は39,000円前後の見込み。
中学生向けの「XD-U3800」は、「リトル・チャロ NY編」など140コンテンツを収録。本体色はホワイト、ブラック、ビビッドピンクの3色。発売は1月24日。店頭予想価格は35,000円前後の見込み。
小学生向けの「XD-U2800」は、「小学生のための英検合格ドリル5級」など70コンテンツを収録。本体色はホワイト、ビビッドピンクの2色。発売は3月7日。店頭予想価格は28,000円前後の見込み。
プロフェッショナルモデルの「XD-U18000」は、「リーダーズ英和辞典 第3版」など180コンテンツを収録。本体色はブラウン。発売は2月14日。店頭予想価格は60,000円前後の見込み。
ビジネスモデルの「XD-U8500」は、「ジーニアス英和大辞典」など150コンテンツを収録。本体色はブラック、ホワイト、ライトピンク、ネイビーブルーの4色。発売は1月24日。店頭予想価格は40,000円前後の見込み。
生活系モデルの「XD-U6500」は、「ラジオ体操第1・第2」など100コンテンツを収録。本体色はブラック、ホワイト、レッド、シャンパンゴールドの4色。発売は1月24日。店頭予想価格は35,000円前後の見込み。
外国語系モデルは、英語「XD-U9800」、ドイツ語「XD-U7100」、フランス語「XD-U7200」、中国語「XD-U7300」、イタリア語「XD-U7400」、スペイン語「XD-U7500」、韓国語「XD-U7600」、ロシア語「XD-U7700」、ポルトガル語「XD-U7800」をラインナップ。全て2月14日発売。
英語モデルのみ150コンテンツ収録で店頭予想価格は47,000円前後。そのほかは各100コンテンツ収録で店頭予想価格は45,000円前後。本体色は全てホワイトで、中国語モデルのみレッドも用意される。
このほか、「岩波 理化学辞典」など150コンテンツを収録する理化学系の専門モデル「XD-U9850」をラインナップ。本体色はブラック。発売は2月14日。店頭予想価格は47,000円前後の見込み。