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ファーウェイ、A4紙より小さい約1kgの13型軽量ノート「MateBook X」

~解像度は2,160×1,440で画面比は3:2

MateBook X(※写真は英語キーボードだが、日本市場では日本語キーボードが用意される)

 ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)は、13型で世界最小クラスを謳うモバイルノートPC「MateBook X」を発表した。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は144,800円から。7月7日より販売を開始する。

 13型液晶を搭載しながら本体サイズは286×211.49×12.5mm(幅×奥行き×高さ)と、A4用紙サイズ(297×210mm)よりもコンパクトなフットプリントを実現。筐体は全身金属製だが、重量1.05kgと軽量さも両立した。

 小型筐体ながらIntel第7世代のCore i7-7500UまたはCore i5-7200Uを搭載することで性能を確保。ファンレス設計のため静音性も備えている。また、CPUの冷却には航空技術の素材を活用することで、効率的な冷却を実現するという独自の「Huawei Space Cooling Technology」を採用している。

 ディスプレイはsRGB 100%のIPS液晶で、解像度2,160×1,440でSurface Proなどと同じ3:2のアスペクト比となっている。コントラスト比は1,000:1、輝度は350cd/平方mと明るい。表面はCorning Gorilla Glassで覆われており、傷に強くメリハリのある光沢液晶を実現した。なお、タッチ操作には対応していない。

 臨場感のある音響効果を生み出す「Dolby ATMOS」を採用。Dolbyと共同でスピーカーとサウンドシステムの開発を行ない、小型筐体でも迫力を生み出せるという。また、Dolby ATMOS以外のコンテンツであっても、モバイルノートPCとしては十分過ぎるほどの音圧や高音が出せるとしている。

 キーボード面は暗所でも利用しやすいようにLEDによる発光機能を搭載。1.2mmのキーストロークと19.2mmのキーピッチを確保している。キー部分は防滴仕様になっているが、トラックパッド部分は防滴非対応となる。

 本体のインターフェイスはUSB Type-Cが2基のみで、Power Deliveryに対応。1基はDisplayPort Alternate Modeをサポートしている。

 このほかの特徴として、指紋認証センサーが電源ボタンと一体化しており、電源投入時に指紋登録した指で電源ボタンを押すことで、OS起動に続けて自動的にWindows Helloでの認証が行なわれる。指紋は最大10個まで登録可能。

 主な仕様とラインナップは下記のとおり。日本市場でのOfficeアプリの需要を鑑み、「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」付きのモデルも用意されている。

【表】MateBook Xの仕様
モデル名WW19AHI78S51OGOWW19AHI78S51NGOWW09BHI58S25OPIWW09BHI58S250GRWW09BHI58S25NPIWW09BHI58S25NGR
CPUCore i7-7500U(2.7GHz)Core i5-7200U(2.5GHz)
GPUIntel HD Graphics 620
メモリLPDDR3 8GB
ストレージSSD 512GBSSD 256GB
ディスプレイ13型IPS液晶、Corning Gorilla Glass
解像度2,160×1,440ドット
OSWindows 10 Home
バッテリ容量/駆動時間41.4Wh/約10時間
USBUSB Type-C×2
カードリーダ-
映像出力USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1
Webカメラ100万画素
その他指紋認証センサー、ステレオスピーカー、ヘッドフォンジャック
付属ソフトOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービス-Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス-
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約286×211×12.5mm
重量約1.05kg
本体色プレステージゴールドローズゴールドスペースグレーローズゴールドスペースグレー
税別店頭予想価格201,800円173,800円172,800円144,800円