Transmeta、2001年第4四半期決算予測を下方修正
~Crusoe TM5500/TM5800の量産は来年2月以降

12月12日(現地時間) 発表


 米Transmetaは12日(現地時間)、2001年第4四半期決算予測を下方修正した。売上高は約100万ドルとなる見込みで、前期の500万ドルから大幅な減収となる。

 同社のMurray A. Goldman CEOによると「第4四半期に出荷予定のCrusoe TM5500/TM5800の製造上の問題により、決算予測を修正せざるをえなくなった。出荷は11月より開始されたものの目標からは遙かに少ない出荷数だ。100万ドルという売り上げ予測について、大変失望している」と売り上げ減の原因について述べている。

 また、「0.13μm製造プロセスの設計上の問題を解消するために、新しい金属マスクセットを開発した。新しいマスクセットが稼働するまでは少量の生産を続けていき、2月初旬より量産する」と具体的な出荷スケジュールを説明し、「われわれは非常に丁寧なサポートを、製造会社であるTSMCより受けている。彼らは製造上の問題の解決においても、努力してくれた。また主要な顧客企業にも感謝しなければならない。彼らは、Crusoeプロセッサの特性に理解を示しており、引き続きコミットしてくれるものと感じている」と述べている。

□Transmetaのホームページ(英文)
http://www.transmeta.com/
□ニュースリリース(英文)
http://investor.transmeta.com/news/20011212-67194.cfm?&t=n
□関連記事
【10月19日】Transmeta、第3四半期決算を発表、純損失は2,940万ドル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011019/trans.htm

(2001年12月13日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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