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VIA、グラフィック統合型Pentium 4チップセット「P4M266」11月1日(現地時間) 発表
VIA Technologiesは1日(現地時間)、グラフィック統合型Pentium 4用チップセット「ProSavage DDR P4M266」を正式発表した。 「P4M266」は、S3 GraphicsのProSavage8グラフィックコアを内蔵し、DDR SDRAMに対応したPentium 4用チップセット。対応メモリはDDR 200/266。グラフィック機能は128bitデータパスで接続され、AGP 8X相当のパフォーマンスを持つとしている。フレームバッファは最大32MB。 サウスブリッジは、3Comのネットワーク機能を統合した「VT8233C」と、Ultra ATA/133に対応した「VT8233A」などが利用可能となっている。 同社マーケティング部門ディレクターのRichard Brown氏は、「統合グラフィックとDDRメモリをサポートしたことで、低価格なPentium 4システムを実現できる。P4M266のリリースにより、VIAは最も高速なプロセッサにおけるDDRソリューションを提供できる」としている。 なお、VIA Technologiesは、IntelからPentium 4のシステムバスライセンスを得ずにPentium 4用チップセット「P4X266」を製造したことで、Intelとの間で訴訟を行なっているが、「P4M266」も同様に訴訟の対象となる可能性がある。VIAではP4X266同様、「P4M266」も'98年にIntelと10年間のクロスライセンスを結んだSonicBlue(旧S3)とのジョイントベンチャー「S3 Graphics」が製造を担当するとしている。
□VIA Technologiesのホームページ(英文)
(2001年11月1日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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