旭光学、35mmフルサイズCCDデジタル一眼レフカメラの製品化を断念

PMA2001で出展されたデジタル一眼レフ

10月24日 発表



 旭光学工業株式会社は、2000年のフォトキナや、2001年のPMAで参考出品し、製品化を目指していた、35mmフルサイズCCDを搭載した一眼レフデジタルカメラの製品化を見送ると発表した。

背面
 同カメラは、ペンタックスの35mm一眼レフ「MZ-S」をベースに600万画素35mmサイズのCCDを搭載したデジタルカメラとして、各イベントで出展されていた。

 製品化の中止については、「当社が目指す性能レベルを実現するには価格が非常に高価になるため、製品化しても市場性が低いと判断した」と説明している。今後は、より市場にあったデジタル一眼レフカメラを目指し、競争力ある製品の開発に注力していくとしている。


□旭光学工業のホームページ
http://www.pentax.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2001/200149.html
□関連記事
【2月13日】【PMA】キヤノン、3倍ズーム付きIXYなど3機種を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010213/pma02.htm

(2001年10月24日)

[Reported by usuda@impress.co.jp / Photo by 山田久美夫]

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