カシオ、ワープロ専用機市場から撤退へ

9月5日 発表



 カシオ計算機株式会社は、ワープロ専用機市場から撤退すると発表した。同社のワープロ専用機は8月で生産を中止しており、今後は店頭在庫がなくなりしだい販売終了となる。今年に入りNEC、富士通らがすでに市場から撤退を表明していた。

 撤退の理由について同社では、「ワープロ専用機市場は、ピーク時の'85年あたりから徐々に縮小傾向にあったが、Windowsの登場によりパソコン市場が急成長、ワープロ専用機離れが加速した。このため需要は大幅に減少しており、事業を継続するのは困難と判断したため」としている。

 なお、サポートについては従来どおり行なうとしており、修理なども今後6年間は継続して対応する。

□カシオのホームページ
(9月5日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.casio.co.jp/
□関連記事
【2月7日】富士通、ワープロ専用機市場から撤退へ
--親指シフトユーザーには、PCでの利用を推奨
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【1月12日】NEC、ワープロ専用機から撤退
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010112/nec.htm

(2001年9月5日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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