富士通、ワープロ専用機市場から撤退へ
--親指シフトユーザーには、PCでの利用を推奨

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 富士通株式会社は、ワープロ専用機市場から撤退することを発表した。既に、同社の日本語ワープロ「OASYS」シリーズは、昨年より新規開発を休止しており、店頭在庫が無くなり次第、販売終了する。ワープロ専用機市場では、NECや東芝、松下電器などが撤退を発表しており、大手メーカの撤退が相次いでいる。

 「OASYS」シリーズの累計出荷台数は400万台以上。撤退の原因は「ワープロ市場の縮小のため」としている。「OASYS」シリーズの特徴として、独自の入力方式「親指シフト」があげられる。同社では、親指シフトユーザーにはPCへの移行を勧めており、PCのオプションとして同社が用意する親指シフトキーボードの利用や、109キーのキーボードなどで親指シフト入力を可能にするソフトウェアなどの利用を推奨している。

□富士通のホームページ
(2月7日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.fujitsu.co.jp/
□富士通 OASYS WORLD
(2月7日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.fmworld.net/oasysworld/index.html
□関連記事
【1月12日】NEC、ワープロ専用機から撤退
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010112/nec.htm

(2001年2月7日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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