上半期のプリンタ市場は前年並み。製品単価の低下続く

8月29日 発表



 ガートナージャパン株式会社データクエスト部門は、2001年上半期の国内のプリンタ市場調査結果を発表した。

 上半期の出荷台数は354万2千台(対前年比0.2%増、以下同じ)と前年並みに留まり、金額では製品単価の低下から1,985億円(9.5%減)となった。

 対前年を上回ったのはカラーページプリンタのみで9万8千台(54.1%増)、306億円(29.3%増)。もっともシェアの高いインクジェットプリンタは275万台(0.3%減)と微減し、金額では662億3千万円(16.9%減)とさらに縮小している。

出荷台数シェア 出荷金額シェア

技術別出荷台数
出典:ガートナーデータクエスト(2001年8月)

 メーカー別シェアは、台数ベースではエプソン、キヤノン、NEC、日本HP、リコーの順だが、金額ベースではキヤノン、エプソン、NEC、富士通、富士ゼロックスと、単価の高いレーザープリンタが主力のメーカーが上位に入っている。

□ガートナーのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/pr20010829.html
□関連記事
【3月8日】キヤノンがシェアを回復、全体でも対前年19.2%増
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010308/gartner.htm

(2001年8月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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