Intel、SECC2版Pentium IIIの製造を中止
~4年間のSlot 1の歴史に終止符

PentiumII Pentium III
最初のSlot 1対応製品Pentium II 生産中止が決まったSECC2版Pentium III
5月18日(現地時間) 発表



 米Intelは、SECC2パッケージ(Slot 1対応)のPentium IIIの製造中止を発表した。製造中止の理由は、より高い性能の製品への移行とされている。

 対象となったのはSECC2パッケージのPentium III 700/733/750/800/850/866/933MHzと1GHz。FSB100版と133MHz版の両方が対象となっている。Socket 370対応Pentium IIIは対象となっていない。

 SECC2パッケージのPentium IIIの製造中止が発表されたことにより、Slot 1対応製品がラインナップからはずれることになる。'97年5月のPentium II発表とともに登場したSlot 1だが、Intelが急速にPentium 4への移行を図っていることと、より小型のPPGAパッケージのPentium III(Socket 370対応)が主流となっていることから、これで終焉を迎える可能性が高い。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(PDF形式、英文)
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0001163.pdf
□関連記事
【'97年5月7日】インテル、次世代主力CPU PentiumIIを正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970507/intel.htm
【キーワード】Slot 1
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980202/key16.htm#Slot1

(2001年5月21日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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