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アップル、新型iBookを国内発表。発売は5月25日 |
原田永幸代表取締役社長と、日本で初お目見えとなる新型iBook |
価格:158,000円~
連絡先:アップルコールセンター
Tel.0070-800-27753-1
アップルコンピュータ株式会社は9日、都内で発表会を開き、新型iBookを国内で初公開した。5月25日よりApple Storeおよび店頭で発売が開始される。なお、ハードウェアの仕様や価格などは5月2日に発表されている。
従来サポートとのコスト比。在宅修理であれば、比較的安いコストで修理が可能になった |
また、そのなかで「今回発表する新型iBookをはじめ、新たな製品を発表することで市場を活性化し、下半期には4割増しの売り上げを目指したい」とした。
会場では、同時に、アップルの新サポート製品「AppleCare Protection Plan」の発表も行なわれた。5月25日から提供が開始される。
3年間の無償電話サポート、3年間のメーカー保証、ハードウェア診断ツール「AppleCare Protection CD」、インターネットによる24時間サポートをパッケージにしたもので、Macintosh購入時、または購入後1年以内のユーザーが購入可能。
サポート対象となる機種によって価格が異なり、詳細については以下のとおり。
・AppleCare Protection Plan for iMac:18,000円
・AppleCare Protection Plan for iBook:30,000円
・AppleCare Protection Plan for Power Mac:30,000円*1
・AppleCare Protection Plan for PowerBook:42,000円
*1(G4 Cube、Server、アップル製ディスプレイ製品を含む)
4月30日からは、ユーザーからの要望が高かった、「対面修理」も一部で開始されている。原田永幸代表取締役社長は、「今までのサービスは、必ずしもユーザーを満足させていたとは言えなかった」と現在までのサポート体制への反省を述べ、「新しいサポート体制では、ユーザーの要望の多かった対面修理も復活させる。修理に掛かるコストも日本の業界ではかなり安いコストで修理できるはずである」と語り、「今後は、こういったサービスやサポートも商品化していき、より顧客に貢献していきたい」と説明した。
また、講演終了後の質疑応答で、「現在アップルのシェアは1ケタ台になってしまっているが、これを回復する計画はあるか?」という質問に対して原田永幸代表取締役社長は、「シェア獲得がアップルの目的ではない。それよりも、Macらしい、クリエイティブなユーザーを育てていくことが重要だと考えている」として、シェア獲得に拘らないという姿勢を示しながらも、新型iBookに関しては「パソコンに初めてふれるユーザーに最適のパソコンであり、ニューユーザーの獲得も可能だ」と述べ、新規ユーザーの獲得にも自信をみせた。
□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□ニュースリリース(iBook)
http://www.apple.co.jp/news/2001/may/02ibook.html
□ニュースリリース(AppleCare Protection Plan)
http://www.apple.co.jp/news/2001/may/09acpp.html
□関連記事
【5月2日】アップル、新型iBook発表。5月下旬に発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010502/apple.htm
【5月8日】大盛況で終えたiWeek2001 -関西のMacユーザーが一同に集う
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010508/iweek.htm
(2001年5月9日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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