イーヤマ、初の高輝度ダイヤモンドトロンM2管搭載17インチCRT
--新筐体採用のデスクトップPCも発表

LM702UC

5月下旬 発売

標準価格:34,800円

連絡先:イーヤマ販売
    Tel.0120-118-584



 株式会社イーヤマ販売は、高輝度なダイヤモンドトロンM2管を搭載した17インチCRT「LM702UC」を5月下旬より発売する。価格は34,800円。

 ダイヤモンドトロンM2管は三菱電機株式会社が開発したブラウン管で、新しい電子銃構造を採用することでカソードドライブ電圧を従来機の約3分の1に低減し、高輝度化を可能にする。イーヤマ販売ではダイヤモンドトロンM2管搭載のCRTディスプレイの発売は初めてとしている。

 輝度は、従来機に比べて約2.2倍の300cd/平方メートル(ピーク時)。前面パネルに輝度切り替え用の「OPQボタン」を装備し、ワープロ利用などの「通常モード」と、DVD鑑賞時などに利用する「高輝度モード」を切り替えることができる。

 AGピッチは0.25mm、最大表示解像度は1,280×1,024ドット(60Hz)、推奨解像度は1,024×768ドット(85Hz)。走査周波数は水平30~70kHz、垂直50~160Hz。入力端子はD-Sub15ピン(直付け)。消費電力は約100W(最大)。

 本体サイズは410×420×404mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約18kg(スタンド含む)。


EC766DRW
17インチCRTモデル
 また、新筐体を採用したデスクトップPCシリーズ「EC766DRW/EC766D」も5月下旬より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「EC766DRW」が約104,000円、「EC766D」が約75,000円。17インチCRTモデルや、15インチTFT液晶モデルも用意される。OSはともにWindows Me。

 「EC766DRW」は、新筐体を採用したデスクトップPC。ボディカラーは、シルバーとメタリックブルーで、CPUはCeleron 766MHz、メモリ128MB、HDD 40GB。チップセットはIntel 810、内蔵ドライブは、8倍速DVD-ROMと8/4/32倍速CD-RWドライブのツインドライブ構成となっている。

 フロントアクセスベイにType 2のPCカードスロットやIEEE 1394ポート×1(4ピン)、USBポート×1を備えるほか、100Base-TX対応Ethernetや背面にIEEE 1394ポート×1(6ピン)などを装備、拡張性に富んだ構成となっている。本体サイズは200×356×380mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.2kg。

 ソフトウェアはソフトウェアDVDプレーヤー「Power DVD VR-X」や、ビデオ編集ソフト「Video Studio 5.0DV」、ライティングソフト「B's Recorder GOLD Ver.1.97」などが付属する。

 「EC766D」は、メモリが64MB、HDD 20GBになり、CD-RWドライブやPCカードスロットなどの拡張インターフェイスを省いた廉価版となっている。

 なお、両モデルにWindows XPへのアップグレードクーポンが同梱される。アップグレード料金など詳細は決まっていないが、5~6,000円程度でWindows XPへのアップグレードが可能となる見込み。

□イーヤマ販売のホームページ
(5月7日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.iiyama.co.jp/
□関連記事
【4月12日】三菱電機、17インチ高輝度ダイヤモンドM2管を量産開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010412/mitsu.htm
【2000年9月13日】三菱電機、電子銃の改良により3倍の輝度を実現するダイヤモンドトロンMM管を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000913/mitsu.htm

(2001年5月7日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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